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はやし蜜豆の犬も歩けば棒に当たる、

好きな俳優の作品を集中して観るのが好き。その記録や映画の感想、日常気になる現象をぼそぼそ綴っていきます。

スキマスイッチ / 「Revival」 Music Video [Full Ver.]

言わずもがな、連ドラ「おっさんずラブ」の挿入歌。

いつも最高のタイミングで流れ、これを聞くだけで牧凌太の切ない、楽しい、真剣な、笑った、泣いた、、、様々な表情がフラッシュバックして胸が苦しくなる。

 

このMVのラストで、スキマスイッチの2人がやっているお店を、田中圭が”はるたん”として訪ねてくる。そこで、はるたんが「誘いたいヤツがいるんですよ」と電話をかけ、うれしそうに相手が電話に出るのを待つシーンで終わっている。誰にかけているかは容易に想像できる。そう、牧(林遣都)以外の誰でもない。

林遣都が「AERA」のインタビューで、「おっさんずラブ」の映画化が決まった時、プライベートで田中圭とものすごく仲良くなってしまい、その彼にまた”恋愛感情”を持てるか最初不安だったらしいのだが、このMVを見て、ラストのはるたん(田中圭)を見て、ドラマの時の感情が心の中で揺れたと感じ、また、牧をやれると思ったと言っていた。

あーーー。またあの牧君を全身全霊で演ってくれているんだなあ、遣都。

もう感謝しかない。

 

この歌を聴きながら、フラッシュバックする牧と春田、時々黒沢部長を思い返しながら、このドラマが予想を超えてヒットしたのは、牧の純粋で(今時めずらしい)自己犠牲的な愛する人への思いがずっとドラマの根底に流れていたからこそなのだと改めて思った。多くの女心が、今となってはそんな自己犠牲的な愛情を持ち合わせていないからこそ(!・・・いや、これは偏見です。すみません)牧の思いに、姿に、その瞳に!心を奪われたのだと思う。

映画公開まであと少し。

この曲で、鑑賞前にすでに、あの愛があふれて最高におかしい世界観にどっぷり浸れる。浸ったまま映画館に駆けつけるわあ。(ああ、また病気が再発してきた。。)

 


スキマスイッチ / 「Revival」 Music Video [Full Ver.]

※スキマスイッチの2人がMVの中で、はるたんと牧をやっている態なのが、ちょっと微笑ましく面白いです。

「あなたの番です」-9

真夏の蒸し暑い夜に、、昨夜も冷えましたな。

冷凍庫でぶら下がった食肉がオートマチックに運ばれていいくシーンで、もうあかん。気付いちゃったもんねー。

ひええぇぇぇー!佳世さん(片岡礼子)、あの死人の微笑みはないわあ、、、超怖かった。

そして一息ついたのもつかの間、カギを握った刑事、神谷(浅香航大)の惨殺死体!!!

怖すぎる。怖すぎるっ!

 

犯人探しはカオスを極め、何が何だかわからないけど、黒島ちゃん(西野七瀬)とどうやん(横浜流星)が、どうやら変な勘ぐりなしでお互い惹かれあっていることがちょっとわかって、一筋の光を見た気がした。

 

それにしても、AI菜奈ちゃんは切ないねえ。原田知世さんて、声だけの出演でもかなりいい。その柔らかさ、包み込む優しさ、軽やかさ。唯一無二の声。そして年齢を重ねても年下の彼に爆裂愛されて、なんの違和感も感じさせない可愛らしさ。それはお母さん役(「半分、青い。」の律=佐藤健の母親)でも同じ。

唯一無二の女優さんだ。

「いだてん」-12

くーぅぅっ!

泣けたなあ。ロサンゼルスでのオリンピック代表選手選考会の一幕。

前回のアムステルダムオリンピックの銅メダリストだが、ピークを過ぎたスター選手、高石勝男(斎藤工)が選考に落ちたシーン。

水泳チームのキャプテンとしてロスには連れていったが、ピークを過ぎている故に出場は最初からさせないと、ずっと言ってきたまーちゃん=水泳総監督の田畑政治(阿部サダヲ)。しかし彼でさえ、レースで若手の後塵を追う高石を途中から応援し「かっちゃん、ありがとう」とプールの彼に向って叫んでいた。そこにいるすべての選手、関係者がかつての水泳界スターの一かき一かきを、祈る思いで見守った瞬間だった。代表から落ちた後、悔しさ、情けなさ、故に必死で潔い自分を演じる、高石=斎藤工がすばらしかった。

来週は、オリンピックレース本番。代表選手たちの身に何かが起こる!?

われらが林遣都=大横田勉の活躍(というか、遣都ファンとしては彼の出演シーン)が待ち遠しい。

 

「京都人の密かな愉しみBlue修行中」(2015年NHK BSプレミアム)

NHKの「京都人」シリーズ、待望の修行中の続編放送に先駆けて、”おさらい”再放送。(待ってました!)

京都で育った5人の若者が、庭師、陶芸家、料理人、パン職人、農家と、それぞれの道を目指し奮闘する修行編。古都京都ならではの老舗や町屋の有様が魅力たっぷりに描かれ、物語はそれに添うように進行する、何が何でも京都礼賛シリーズだ。

修行中の前に放送された、常盤貴子主演のシリーズ最初の物語も素晴らしかった。もはや常盤貴子のプロモーション映像かと思うほど、彼女の凛とした着物姿が京都の四季に映えて本当に美しかった。

 

さて、修行編は、林遣都(若林ケント幸太郎:庭師見習い)を始め、相楽樹(宮坂釉子:陶芸家見習い)、矢本悠馬(松原甚:板前見習い)、趣里(上町葉菜:パン職人見習い)、毎熊克哉(松陰鋭二:農家見習い)と、若手ながら個性と実力を備えた面々による群像劇。再放送1回目は遣都のナレーションで、それぞれ修行中の身の状況が紹介されたプロローグだった。彼らの奮闘する様は見て取れたが、まだ物語の何も始まっていない状況において、丁寧に描かれる職人たちの仕事ぶりを見るにつけ、こちらまでも背筋がしゃんとする。

使う道具を丁寧に洗う。仕事の対象と真摯に向き合う。越えられない人(師匠)がいる。それらすべてが貴いことのように思えて、自分の境遇とはずいぶん違っているけれど、とっちらかった日常の小さな一つからでも整えていこうと思える。

2回目以降も楽しみだ。

 

「いだてん」-11

林遣都さんて、ほとほと衣装に恵まれない、というか、

キメた、

カッコつけた、

ダンディな、、、

そんな言葉と無縁な役が多いのだろうか。たまたま私が見た作品がそうなのだろうか。彼のカッコいい20代前半の作品を結構見逃しているのも事実。だからだろうか。

「カラマーゾフの兄弟」「青空カット」「レジデント 5人の研修医」など。

 

先日「いだてん」に初登場した彼の衣装は、ラクダの肌着に腹巻き・・onプールサイド、というものだった。その前から、ロサンゼルス五輪当時の水泳選手の水着が男子もワンピースだったというので、ほかの選手役の俳優共々笑っていたのだけれど、より彼一人飛び抜けてヒドイやんけ!

なんか水泳俳優陣、みなぶ厚い胸で強烈な感じだったけど、彼らの活躍は次週以降となりそうだ。ロス五輪前の世界情勢、日本が孤立して第二次世界大戦に進んでいく前哨譚でもあり、相変わらずバタバタと猛スピードで動き、しゃべる阿部サダヲ(まあちゃん)のシーンに平行して描かれた5.15事件はやはり重かった。

ちょっとここで書き留めておきたいのが、犬養毅を演じた塩見三省を久しぶりにテレビで見たことだ。

さんざんこのブログで書いた「銀二貫」の塩見がものすごく良かったので、その衰えぶりに少なからずショックを受けた。しばらく見かけなかった塩見が闘病していたのを知っていたから、その弱弱しいセリフ回しに何とも言えないものを感じた。それでも70歳を過ぎて政界に担ぎ出された挙句暗殺される犬養毅を、静かな中にも眼光の鋭さで演じきった塩見に、役者の執念のようなものを見た。

 

「いだてん」は第2部に入り、クドカン台本に手慣れた阿部サダヲの可笑しさとイケメン俳優の登場で視聴率挽回か!?なんて言われているけれど、私には1部の方が毎回見応えはあったように思う。

阿部のスピードに次ぐスピードの間合いの可笑しさよりも、中村勘九郎の間合の方が私にとってはおかしい。阿部は一人でシーンを回しているが、勘九郎は相手との掛け買いで笑いを得ている。それと、2部に入ってから周りの重要人物を端折って描きすぎ!と思ってしまう。ショーケンの高橋是清、そして塩見三省の犬養毅。描く時代も長いし、シチュエーションも時代順に追っていなくて縦横ともに広がりがあるだけにそうならざるをえないのはわかるけど。

 

それにしても、遣都をはじめ三浦貴大などの水泳チームが見事な昭和初期感を見た目で醸し出す中、一人斎藤工の髪型だけが現代風であるのはどうよ。もちろん、彼も体を一回り大きくして臨んでいるには違いないのだけれど。

 

 

 

「あなたの番です」-8

きたー!!

あの美少年、早苗さん(=木村多江)が殺人を犯してもかばいつづける息子役が荒木飛羽(あらきとわ)くんであると!私としては、もう捕まえたっ!感じで、ガッツリ頭に叩き込みました。実は「半分、青い」で有田哲平の息子役で見た時も検索した覚えがある。あの時はまだ子役然としていて、今後が楽しみなイケメンやな~、程度だった。しかし子どもの成長は早い。御年15才(9/28で)中学3年ということは、遣都が修学旅行でスカウトされた年ではないか!その年頃特有の蒼さや固さ、ポキポキ感から目が話せません。

しかも、本作では超ヤバいサイコパスの少年役。無表情でキレイな顔が本当に怖い。

 

それにしても前回もゾクゾクするほど怖かった「あな番」。

菜奈ちゃんが亡くなってから開けられないクローゼットを、翔太(田中圭)が開けるシーンでも何かが出てくるのではないかと半分目を閉じて見る始末。一連の殺人のいくつかは、サイコパスの総一(荒木飛羽)の仕業としても、カップルをみたら必ず仲を壊そうとする奈緒の異常さも回を追うごとにエスカレートしていくし、一体どーなるんだ!!

 

 

「ルパンの娘」

ラブコメ女王の深キョンが、セクシースーツに身を包み、怪盗役ですって?!三十路も半ばの深キョンのお色気も期待しつつ不覚にも1,2回を見逃し3回目から視聴したら、期待と想像をはるかに超えた荒唐無稽でバカバカしい展開。ここまでやってくれると、次はどうくる?!と前のめりになってくる。

代々泥棒一家の娘、華(深田恭子)とこれまた代々警察一家の和馬(瀬戸康史)が、運命を乗り越えて愛を育む、と言えばロミオとジュリエットのようなロマンチックなラブ・コメディかと思いきや、和馬を始め和馬の両親に泥棒一家の正体がバレるかバレないかのあり得ない(調子のいい)ギリギリ感にハラハラドキドキ。瀬戸康史やマルシア(瀬戸康史の母で刑事)が真面目に演ればやるほど、見ているほうほ可笑しい。

昼間は図書館司書として、清楚に生きる深キョンのおっとりぶりっ子な物言いに、おまえいくつだよっ!と、ちょっとイライラしたけれど、相変わらず彼女が超絶可愛いことには変わらない。

泥棒一家の家がぜいたくな洋館風であるのに対して、警察一家の家は古い日本家屋の対比も面白い。そして最も驚いたのは、瀬戸康史の10キロ分の筋肉を増やした逆三角形の肉体だろう。いい加減な御都合主義の設定のわりに、彼のアクションシーンがお遊びじゃなくて本格的なのに驚いた。それで深キョンのアクションシーンをカバーするつもりなのか、いやいや深キョンのアクションもこれからどんどん出て来るのか、今後が楽しみだ。