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はやし蜜豆の犬も歩けば棒に当たる、

好きな俳優の作品を集中して観るのが好き。その記録や映画の感想、日常気になる現象をぼそぼそ綴っていきます。

しみじみと、しじみ

台風の影響と思われる強風を感じた日、しじみの味噌汁を急に食べたくなって、しじみを購入。

1Lの水に小さじ1杯の塩で砂抜き中。

貝が口を少し開いて小さな泡や黒っぽい砂を出す様は見ていて飽きない。最初は数個の貝だったのに、だんだんみんな口を開けていく。べろーんと身をだらしなくだし始めるものもいる。貝的にはどんな感じなのかな。

ううっ、濃い塩水で苦しい、吐いちゃえ!はたまた、気持ちいいー、リラックス💚なのかな。

砂抜き時間は1時間と書いてある。1時間見ているのも時間がもったいないので、写真に撮ってブログに上げる。


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「半沢直樹」- 4

前回のブログで「いよいよ来週が最終回・・」なんて書いてしまっていて、今日はOn Timeで居住まいを正してTVの前に座ったのだったが、なんのことはない、来週が最終回だった。

そしてOn timeで見ながら今日も大爆笑しながら視聴しました!

半沢(堺雅人)に土下座をさせようとする大和田(香川照之)が、亀みたいに半沢の背中におんぶして、頭を床に押さえつけるのを、半沢が反り返って跳ねのけた時には、こっちも爆死しかけたよー。よくまあ、目の前の柄本明、北大路欣也は噴き出さないよね。(当たり前か、役者さんだものね。)

今回は、堺雅人の長台詞に感心。しかも、彼はほとんど噛んだりしないらしい、ほぼNGを出さないって、いつかの舞台裏トークで共演者が言っていたものね。やっぱり、すごい役者さんだよね、と改めて思いました。

去ってしまったと思った黒崎(片岡愛之助)が半沢たちの助っ人でまた登場したりと、最終回を前に大サービス。今のところ、尊敬していた頭取の裏切りにも遭い、”負け”が濃厚な半沢。たとえ勝っても、どこかに左遷されるのが十分予想されるのだが・・・。最終回の来週は、登場人物全員の怒声とものすごい形相のアップがマックスで見られる! 楽しみで仕方ないわ。

 

「ミリオンダラー・ベイビー」(2005年): 悲劇の中でも一瞬の幸福をかみしめる

クリント・イーストウッドという人は、人生のどうしようもない現実、逃れられなかった悲劇を、なんと冷徹に淡々と提示してくれるのだろう。そこに1ミリの甘ちょろい考えも、楽観も、そして救いもない。

クリント・イーストウッド監督・主演作品ということで、気になっていた本作だが、こんな悲劇的な最後だということを知らなかった。

貧しい家庭に育ちウエイトレスをして貯めた金で、老トレーナー、フランク(イーストウッド)のいるジムの練習生となり、ボクシングでアメリカンドリームを掴もうとするマギー(ヒラリー・スワンク)。フランクのジムで雑用係をしている元ボクサー、エディ(モーガン・フリーマン)の目利きと同情により、最初は女性ボクサーの面倒をみることを断っていたフランクも、マギーの指導をすることになる。

名トレーナーの指導で、ガッツと努力、そして素直さのあるマギーは、めきめきと頭角を現し、チャンピオンのタイトルに挑戦するまでになる。とまあ、ここまでは頑固で愛情深い老トレーナーと遅咲きの女子ボクサーのサクセスストーリーみたいな展開なのだけれど・・。

試合中の事故で頸椎を損傷し、全身が麻痺し人工呼吸器で命をつなぐことになったマギーが、家族よりも信頼をおくフランクに頼んだのが、人工呼吸器を外すことだった。

 

冒頭に書いたことに戻るが、生きている以上、身に起こることでどうしようもならいないこと、努力したけれど報われない事実、正しく行動したのに必ずしも支持されないこと、理不尽なことはたくさんある。そんな場面に出くわした時、ふとこの作品のことを思い出せたらいいなと思った。

確かにラストは悲劇だったけれど、何かを成し遂げようとして努力したからこそ得たチャンス、見ることのできた風景はあった。マギーにとっては試合に臨む時の観客の大歓声。チャンピオンに挑戦できるなんて、家を親に贈るなんて、夢にもみなかったことだったのだから。

人生いい時も悪い時もある。最後にいい人生だった、って終われる人は、実はそんなに多くはないのかも。キツイ時に、人はかつて一瞬でも、そしてそれがたとえ勘違いでも、ああ、あの時は良かった、いい時もあった、と思えるその瞬間をよりどころに生きることができるのかもしれない。マギーの場合は、それをよりどころに生を終える選択をしたのだけれど。 

ミリオンダラー・ベイビー (字幕版)

ミリオンダラー・ベイビー (字幕版)

  • 発売日: 2013/11/26
  • メディア: Prime Video
 

 

 

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犬肌恋しい

朝方、急に涼しくなった。

夏から秋への変わり目、家の中の空気さえしんと秋を感じる朝、久喜を抱っこする。抱いた腕からじんわり感じる久喜の柔らかくて温かい体にほっとする。

あんなに暑くてうだる夏だったけど、往く時は台風の雨・風と一緒にバタバタとあっという間に去って往く。

夏にやり残したことがあったんじゃないかと振り返りながら、毎年この時期寂しさを感じる。
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「半沢直樹」 - 3

マジ、最高だな、半沢直樹。

この間、収録が間に合わず1回飛んだ時、出演者らが揃って舞台裏のぶっちゃけトークをしていたけれど、やっぱり香川照之との対峙で、何かしらやられる度に、堺雅人は崩れ落ちているらしい。だろう、だろう。当たり前だ!可笑しすぎる。

前回もやってくれたよ、この二人。憎み合い、お互いを蹴落としてきたのに、この期におよんで手を結ばざるを得なくなり、固い握手を交わすかのように見せかけて、ふわりとお互いの指先を触ったか触らないかのやり取り。そこに至るまでの長いにらみ合いと、罵詈の応酬だけに、ズッコケて笑っちゃったよ。もはや伝説だ。

さて、いよいよ来週が最終回。黒幕も大方わかり、どんな悪あがきが待っているのか。何てったって、それまで敵だった黒崎検査官(片岡愛之助)まで、大きすぎる敵に立ち向かう半沢を応援するヒントを残して、超!カッコよく去っていったのだ!

最後には、悪の黒幕から離反する取り巻きもいるはずだ。さて、本当の悪は誰だ!?