< script data-ad-client="ca-pub-5086079268044038" async src="https://pagead2.googlesyndication.com/pagead/js/adsbygoogle.js">

はやし蜜豆の犬も歩けば棒に当たる、

好きな俳優の作品を集中して観るのが好き。その記録や映画の感想、日常気になる現象をぼそぼそ綴っていきます。

「ON 異常犯罪捜査官 藤堂比奈子」(2016年/火10ドラマ):関テレドラマ、面白いわあ

放送当時初回をチラ見したが、猟奇的な殺人現場シーンがグロくて結局見なかった。林遣都が「おっさんずラブ」(2018年のシリーズ1)でブレイクし、彼の作品を物色する中なかなかお目にかかれなかった本作だが、WBCをきっかけにNetflixに再入会したら配信されているではないか!と大喜びで視聴開始。先日の連休、がらにもなく2話から朝までイッキミしてしまった。

 

主演の波留は2015年の朝ドラ「あさが来た」でブレークした後、本作は民放連ドラ初主演とのこと。朝ドラの明るくバイタリティのある主人公からサイコパスの刑事役とは、ずいぶん振り切ったものだが、本作の波留はとても良かった。

サイコパスであることを隠し、殺人のスイッチがどこでONになるか、どういう心理状態で、あるいは状況で人は殺人を犯すのか、自分も犯すことになるのか、それを確かめたくて刑事になった藤堂比奈子(波留)。生来感情がないので無表情だが、日常では明るく笑顔を心掛けている。無表情の時の波留の迷いのない大きな瞳がサイコパスとして説得力があった。

捜査一課の厚田(渡部篤郎)班のチームメンバーと共に、さまざまな猟奇殺人を解決していく中で、ドラマは回を追うごとに比奈子が殺人を犯すかどうかに少しずつ焦点が絞られていく。
早い段階で比奈子の表情や興味の特異性に気がついた東海林(横山裕)。優秀な刑事だが、妹を殺された過去から殺人犯を異常に憎み、アウトローでやさぐれている。比奈子に対しても警戒心と不信感しかないが、それでも機転で比奈子の危機一髪を毎回救ってくれ、いつもほっとした。本作の横山裕(SUPER EIGHT)はさわやかでカッコいいアイドルの姿は微塵もなく、ふてくされたアウトロー刑事がはまっていた。

東海林と同様、比奈子の表情の不自然さにいち早く気づいたのが心療内科医の中島(林遣都)。そしてサイコパスの自覚のある比奈子を診療の対象としてみるうちに比奈子にシンパシーを感じるようになる。彼にも過去のトラウマと秘密があった。そして比奈子にサイコパスでも比奈子は殺人を犯さないと言い聞かせていく―。

 

各回の猟奇殺人現場には勘弁してくれと思ったが、複雑な過去や内面を抱える登場人物たちの心理描写も丁寧に描かれ、途中見るのをやめられなくなった(というか猟奇殺人の様が怖くて最終結末を見ずには終われなかった)。

まだ人気俳優になる前の間宮祥太朗が切れ長の目を隠して悲しくてヤバい殺人犯だったり、佐々木希が美しい猟奇殺人鬼で大健闘、コロナ禍で自死してしまった芦名星の勇姿も見られたし、ゲスト俳優の熱演も素晴らしい。

全編暗くなりがちなのを、要潤(比奈子に思いを寄せる先輩刑事)とジャングルポケットの斉藤慎二(鑑識官)が、事件の周囲でわちゃわちゃして笑いを誘い、視聴者の緊張をほぐす。

私としては、関テレ制作のドラマにハズレなしを再認識した次第。

それにしても、林遣都は”ただのいい人”や普通の青年という役ってあまりしないなあ。(「グレースの履歴」のヒッチハイクの青年は比較的普通の人か。。)
演じたキャラクターでまたどっとファンが増えるような役を、いつか演ってほしいと勝手に願っている。

[http://
ドラマランキング:title]

 

[http://にほんブログ村 テレビブログ テレビドラマへ
にほんブログ村:title]

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「教場 Requiem 」:シリーズはまだまだ終わらない・・・(たぶん)

視聴者の期待通りに話が進まないのが本作の特徴。
性根の曲がったヤツに改心の余地などまるでなく、風間教官(木村拓哉)が不適合者と認定した半数以上が歪んだ心のまま退場していく・・。改心していい人になったりはしない。
キムタク本来のカッコよさもなく、出演する若手俳優も本人よりだいぶカッコ悪く映っている本作をなぜ見続けるのか、本作を観て改めて考えた。(皆が皆、私みたいに好みの俳優で作品を見ているわけではことはわかっているが)

半年間、警察学校で学ぶ生徒たち。風間は問題を抱えている生徒を見つけ、警察官不適合者としてふるいにかけていく。舞台は教場(警察学校)ではあるが、生徒たちの問題は恋愛絡みの嫉妬心だったり、コンプレックスや家族の問題など、何も警察官の卵だから生じるものではない。教場の外でもある、誰にでも起こりうる心の不安定や迷い、不正を風間が追い詰めて詳らかに、そして本人にも自覚させる過程が面白いのだと思う。
まあ、確かに風間が彼らの心の闇を見抜く過程が端折られていることが多く、風間、あんたは神か⁉と思うほど、なんでもお見通し過ぎて嘘くさいのではあるが・・。(ドラマですから💦)

Netflix で先行公開した「Reunion」とセットなのでReunionの生徒たちが続投、退場した生徒のその後まで描かれ、Reunionの感想で書いた若槻(中村蒼)の2つ目の間違いは何だった?も明らかにされ、伏線はきっちり回収された。

 

少しでもネタバレに触れたくない方は、以下は鑑賞後にどうぞ。ここから平田を演じた林遣都について。

そのシーンはまさに”林遣都劇場”だった。長台詞を延々喋りまくり、平田の独断場と化した。強烈なキャラを全身全霊で表現。次何をするのか、どう動くのか、全く目が離せない10分(?測っていないからわからないが、それ以上長く感じた)だった。そこには牧凌太(「おっさんずラブ」)も、中島先生(「ON異常犯罪捜査官 藤堂比子」)も、若林ケント幸太郎(「京都人の密かな愉しみ」)の一かけらさえもない。まるで別人、同じ俳優とはとても思えない迫力だった。

さまざまな人物に憑依したように演じる林遣都。だから私は彼の”仕事”を観るのが好きだ。林遣都ファンの中で、上記例に出した作品の役の遣都”が”好きという人に本作はあまりお勧めできないかもしれないが、強烈にヤバくてキモい平田の林遣都、見応えがありました!

 

オマケ:「Reunion」の感想はこちら☟

www.mitsumame.work

 

※作品イメージを伝えるためにいつもAmazonの作品リンクを貼っています。Requiemはまだ劇場公開中でAmazonには出ていないため、Reunionを貼ります。

 

[http://
映画評論・レビューランキング:title]

 

[http://にほんブログ村 映画ブログ おすすめ映画へ
にほんブログ村:title]

 

「再会~Silent Truth」- 5:極上のミステリー ✖ 恋愛ドラマ

最終回を見終えて、とてもいいドラマだと思った。
ミステリーとしてもなかなかスリリング。追い詰められていく、過去に人を殺したと思い込んでいる飛奈(淳一)刑事(竹内涼真)、そして直人(渡辺大和)の兄を殺してしまった万季子(井上真央)。

23年前の捜査不十分な銀行強盗事件と、それに絡んでしまった小学生4人が、スーパーの店長(直人の兄)殺人事件を機に再会を果たし、4人のうち紅一点の万季子に寄せる3人の複雑な思いがからむことで事件、捜査をより難解にしていった。

小学生の時に好きだった女子をずっと好きでい続けた淳一もすごいけど、万季子のせまーい範囲での恋愛遍歴にも驚く。小学生の頃は淳一(飛奈)に淡い恋心、高校生の頃は直人(渡辺大和)の好意を遠慮なく享受、大人になってからは、再会した圭介(瀬戸康史)と結婚し、その後離婚。殺人事件で再会した淳一に、やはり惹かれて結ばれるという・・・。小学校時代の4人組の中で万季子を中心に男子の恋心がくるくる、くるくる・・。
万季子への思いで言えば、直人が一番気の毒だった。万季子の代わりに殺人犯にまでなろうとしていたのだから。
圭介は最後、父親は淳一にとられた感覚だったし、息子も淳一に懐いているし、元嫁も結局淳一の元に行き、結局淳一にはかなわない・・とぶうぶう言っていたけれど(正直で好感がもてる)、直人は自分のことを彼らより一段低く評価しているみたいに、最後まで自分の思いが万季子に通じないことを愚痴なかった。
結局、小学生の時から中心的存在だった淳一の4人の中でのポジションは、大人になっても変わらなかった―。

あと、もう一人”でき過ぎ”の人、淳一の彼女だった博美(北香那)。淳一の心の深いところを占拠している「何か」「誰か」の存在をちゃんと察知していて、そっと淳一に寄り添っていた。そして、淳一がそれがまるで当たり前のように、「誰か」の存在を打ち明け、自分はそちらに行くとしれっと言っても、笑顔でそれを受け入れた。そんなできた女いる???淳一、ひどいわあ。
ぐだぐだ書いているうちに、淳一と万季子のハッピーエンドに腹が立ってきた。
(ラストのキスシーンでキュンときて、よかったわあと喜んでいたくせにw)

確かに恋愛模様を考えると件の二人の都合のよさにびっくりするが、ミステリーとしては23年前の事件のからくり、それを執拗に追跡していた南良刑事(江口のり子)の真相など、最後にひっくり返され披露された事実も面白かった。
毎回ラストで流れる主題歌、優里の「世界が終わりました」も、淳一の心情にぴったり。

最後に、4人の小学生時代を演じた子役たちがものすごく演技達者!特に淳一を演じた味元耀大は子役とは思えないほど迫真の演技だった。

[http://
ドラマランキング:title]

 

[http://にほんブログ村 テレビブログ テレビドラマへ
にほんブログ村:title]

 

 

実家の留守番電話に残されたメッセージ:備忘録

週末帰省して、点滅している留守番電話を聞いたら、謎のNTTをかたる、何とかのサービスを受けられなくなります・・といった(たぶん)詐欺メッセージが数件残されていた。
それらは放置するとして、それまでずっと残っていた数年前のメッセージがすべて消えていてショックだった。実はその消えたメッセージの中に、ずっと消せずに残しておいたものがあったのだ。
ひとつは、父の兄嫁(私からすれば伯母)からのメッセージ。
父の兄夫婦は情の深い人たちで、養子に出された弟(父)のことをいつも気にかけてくれていた。伯母のメッセージは、父が入院した頃のものなのだろうか、電話にでない父に対して一生懸命呼びかけたものだった。
いくつも残された伯母のメッセージの後(時系列ではそれ以前)に、突然私の声が出てくる。留守電に残したものではなく、父がボタンを押し間違えたのか、父との短い会話だった。
母の認知機能が衰え始めた2016年頃から、私は両親に毎日夕方短い電話をかけていたが、その電話は母が入院して父一人で家にいたころのものだった。
「お父さん、元気?安否確認の電話だよ」といつも私の言葉に続いて、父の「うん、うん、大丈夫」といった短い受け答え。いつも電話は1分か2分で終わる。毎日同じ会話プラス時々季節の話題。父は面倒くさがって会話の途中でガチャンと切ることもあった。それでも毎日かけた。面倒くさがっていたくせに、時間をだいたい決めていたこともあり、父は電話をほぼ毎日取った。

留守番電話のメッセージには、あの時の父の声が入っていた。

あの頃は月1回の帰省で、激しく汚れた水回りの掃除と、父に少しでも栄養のあるものをと、得意でない料理をがんばっていた。
父は老人の一人暮らしのわりにモノを片付け、経年劣化は仕方ないにしても、家をそれなりに保っていたと思う。
父が施設に入ってからは、姉と二人で掃除をし、私たちが毎月帰りゆっくりできるよう実家を快適にした。父に面会に帰る度、家や庭木や雑草に心を砕くのは、父が守ってきた家を少しでもきれいに保ちたいと思うからだ。

台所の食器やテーブル、本棚に父母の晩年の暮らしぶりを見て、自分が老いを迎えることに対して、少しだけ心が柔らかくなる。

留守番電話の父の声は消えてしまったけれど、ここに書いたのできっと当時の父とのやり取りを思い出すことができると思う。(ブログは私のためのものなのだ)

写真は、玄関に生けた庭のキンカン。

2枚目は、玄関に通じる廊下。去年の初夏に撮ったものだが、暖簾が”ザ・昭和”って感じで悪くない。夕暮れなのか朝なのか忘れたけれど、外がブルーにぼんやり光っているのもなんかいい。

f:id:xuse:20260317154602j:image

f:id:xuse:20260317154601j:image

オマケ:エモの押し売りw

www.mitsumame.work

 

 

「テミスの不確かな法廷」:マツケンが凄すぎて

1話を見逃してしまったが、2話からずっと見ていた。

特徴ある役を難なくこなすマツケン(松山ケンイチ)が想像できたので、最初は見なくていいかなと思っていなのだけれど、そんな私の貧しい想像力をはるかに越えた演技を、マツケンは全編通して見せてくれた。特に最終話での法廷での長台詞。その後の仲間を前にして心情を吐露し涙が止まらなくなったシーン。

なんかもう圧倒されてしまった。

空気をよむとか人の感情の機微に共感できないという発達障害のマイナス面。それでも清春(松山ケンイチ)は、父親に認められたいとずっと思っていたし、周囲に自分の特性を告白することで安堵し感情があふれ出た。
発達障害の人の”感じるところ”について、自分たちとは少しずれたところがあるのではと思っていた私は、このシーンで清春が私たちと同じ感覚をもっていることに感動したのだった。

彼の仕事の仕方に巻き込まれ感化され、変わっていく周囲の人たちの変化も興味深かった。
飄々とした先輩裁判官を好演していた遠藤憲一ほか、眉間に縦じわの同僚裁判官役の恒松祐里、冤罪で父親を死刑にされた娘役の齋藤飛鳥など、これまでの私が持っていたイメージとは違う彼女たちが見られたのも良かった。

むぅ、マツケン主役の作品にハズレなし。

[http://
ドラマランキング:title]

 

[http://にほんブログ村 テレビブログ テレビドラマへ
にほんブログ村:title]

酸っぱい匂いの久喜:シニア犬備忘録

帰省していて、日曜の夜に帰宅した。

久喜が歓迎してゆっくり近づいてきたけれど、ほのかに酸っぱい匂いがする。

私がいない時、ほとんど食事がとれず、バナナに仕込んだ胆泥症の薬も吐いて、その後胃液を何度か吐いたと聞いていたので、その匂いだと思った。
いつも抱っこすると臭くて暖かい久喜だけれど、その臭さとは違う、手負い感がある。

その日の夕食は、私がいたからか完食した。

翌日の月曜、酸っぱい匂いがなかなかとれない久喜。昨日口の周りは拭いたけれど、、、。まあ週末はシャンプーの予定だから、それでスッキリするだろう。

 

久喜にとっては月曜はほっとする1週間の始まり。在宅ワークの私のいる部屋で安心して眠り続けられる。帰省明けの今日は、本当に心から安心した顔で、ちょっとやそっとの音では起きないくらいくうくうしている。
毎月1回、1泊2日で不在にするのも久喜がかわいそうだなとは思うが、父にも会いに行きたいし、実家の掃除もしなければだし・・
久喜が、私の不在がわからないくらい認知機能が衰えることがあるのだろうか・・・

 

1枚目の写真は、今日の久喜

f:id:xuse:20260316132203j:image

こちらは、先週の久喜

f:id:xuse:20260316132235j:image

[http://
ペット(犬)ランキング:title]

 

[http://ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村:title]

 

 

「京都人の密かな愉しみ Rouge-継承-」-4:うっ、裏切られました、いろんな意味で

そんなことある?

前回、林遣都演じる幸太郎が、庭師として16代美山清兵衛を継ぐことになり、師匠(石橋蓮司)との強い師弟愛を知って多幸感に浸ったというのに、今回は手に手をとって渡ったイギリスで、幸太郎と釉子(吉岡里帆)が破局していたなんて!

二人が別れたいきさつは、イギリスでの遠距離恋愛の末、釉子にイギリス人の彼ができてしまったとあっさりしたものだったけれど、釉子がそのイギリス人と結婚すると電話で告げるまで、幸太郎はまたいつもの別れてくっついてのパターンだと思っていたのだろうか、どこか他人事のように自分たちの破局を友人の鋭二(毎熊克哉)に話したのだった。

そして、その結婚報告の電話で、妊娠を告げられて夜道に立ちすくむ幸太郎。
一方イギリスに釉子のほうは、お昼時、彼氏と自分のアトリエで明るく幸せそのものだ。アトリエの雰囲気も、髪をアップにした釉子の可愛らしさも、そして村雨辰剛演じるデイビットの非の打ちどころもないカッコよさも、全て日本の京都にいる幸太郎と正反対。

どーゆーこと??

確かにこれまでのお話の中で、幸太郎の恋愛に対して優柔不断な側面が非難される場面があった。不器用で自分の気持ちをうまく相手に伝えられない感じはあった。だけど、前回のシリーズ「Blue 修行中」の最終回では二人が一緒にイギリスに行くというハッピーエンドだったではないか!
いやあ、裏切られたわ。ショッパイ恋愛展開にも釉子にも。

失恋の打撃を抱えながら16代美山清兵衛を継ぐことになる幸太郎の奮起を祈るしかない。

[http://
ドラマランキング:title]

 

[http://にほんブログ村 テレビブログ テレビドラマへ
にほんブログ村:title]