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はやし蜜豆の犬も歩けば棒に当たる、

好きな俳優の作品を集中して観るのが好き。その記録や映画の感想、日常気になる現象をぼそぼそ綴っていきます。

「モンテ・クリスト伯」-3

 抜けるような青空とのどかな漁港、薄暗く地下であろう牢獄、初回は天国と地獄のコントラストをうまく挟んで、主人公だけ妙に明るいのが浮く中、周囲の登場人物の終始不穏な雰囲気を感じながらで進んでいく。そう、おディーン演じる能天気な明るい青年、ダンがドラマの中でひときわ輝いていて(浮いていて)、しかしそれはドラマの展開として成功していると思う。おディーンも悪くない。そして、新井浩文が出ていることによる安心感ってなんだろう。

復讐劇だけに明るい楽しさはないけれど、次回の主人公(ディーン)の変貌ぶりにも期待。最後に展開のカギを握る人物として、田中泯が登場した時点で、次も見なきゃ、でございます。