紅葉がかわいそーやろ!はよ、せーーーー!(千鳥・ノブ風に)
こんなに手術中、手を休めていいもんだろうか?手術中、目の前で内臓を晒している患者のこと以外の雑念が医師にあっていいのだろうか・・・。医師である(あった?)原作者の海堂尊が描いている世界だけにちょっと怖い。(いや、原作ではこうなっていないのかな?テレビ的演出かもしれないけど)
冒頭の(患者役の山村)紅葉は、権力争いの流れの中で最新医療機器で手術を受けることになり、手術中内臓からバビューっと血が噴き出しても、前述のとおり医者同士のプライドがぶつかって一瞬(ドラマでは数分?)でも放置されているのだ。ドラマにありがちなシーンなのに「はよ、せーーーっ」と叫んでいたのは、本物の心臓や内臓(たぶん動物の)や血しぶきを見せられ、こちらも手に汗握っていたからだ。これだけでこの医療ドラマはある意味成功しているのかもしれない。
二宮演じるダークヒーロー、”オペ室の悪魔”=渡海征司郎と、彼をとりまく大学病院の医師たちの権力争いを、緊張感溢れるオペ室の手術シーンと研修医の竹内涼真の<医師とは?>という視点で描く本作、最近、二宮和也のインタビューや出演番組を見るにつけ、俳優二宮和也に興味がわき、初めて彼の出演するドラマを見ようと思います。ニノについては次回語りたいと思います。(勝手に)
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