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はやし蜜豆の犬も歩けば棒に当たる、

好きな俳優の作品を集中して観るのが好き。その記録や映画の感想、日常気になる現象をぼそぼそ綴っていきます。

「サンキュー歌謡曲一座」

三宅裕司春風亭昇太が司会のフジテレビ「サンキュー歌謡曲一座」をちょっと見た。新聞に、これまでにない歌番組、趣向を凝らした新番組として紹介されていたこともあって。

自分が10代の頃、時々放送されていた、いわゆる「懐メロ」番組ですね。今は歌番組そのものが少なく、しかも若い人がテレビを見ないときているから、ターゲットはわしら中高年になる。でも選曲は、自分の青春時代のものではなく、少し前のもののような気がした。つまり、私が小学校低学年の頃の曲。ちあきなおみの「喝采」(小林幸子カバー)やフィンガー5の「恋のダイヤル6700」(ももクロカバー)。野口五郎西城秀樹など。それはそうかもしれない、ここで私たちが青春時代「サザン」や「松田聖子」「中森明菜」「安全地帯」とかになってくると、ご本人がまだ現役で、彼らの曲を懐メロとして他の歌手が番組内でカバーして歌うのも気が引けるような気がする。

なんか、思いっきりターゲットになっている自分を意識しながら、ついつい、件の「喝采」や「恋のダイヤル」をテレビの前に移動して聴いた。なんてったって「喝采」はスターの哀しい過去を唄った曲として当時小学校1年生の私の頭にインプットされていて、好きな歌としてよく歌っていたし。

小林幸子が歌う「喝采」、「ももクロ」が歌う「恋のダイヤル」、岡千秋本人と水谷千重子が歌う「浪花恋しぐれ」を聴いて、ちあきなおみフィンガー5(の晃)も、そして都はるみも、めちゃくちゃ歌が上手かったんだなーと改めて思った。カバーした方々も歌はうまいと思うけど、かつて聞いたその歌の、もうひと山(盛り上がり?)は得られなかった。

時々、昭和を歌で振り返る番組があるけど、かなりの確率で見てしまっている。改めてテレビっ子だった我々が、今のテレビのターゲットなんですね。