少し前に、会社最寄り駅を出たところに、アイスクリーム屋がオープンした。
最近ありがちなかわいらしい感じや、エッジのきいた店ではなく、やや昭和感漂うロゴ。なのに仕事帰り、だれかれ(お客)が店内にいる。
ついに、今朝はその店名を覚え検索したところ、創業1955年のアイスクリーム専門店であることが判明した。主にレストランとかに卸しているらしい。
本日、我ながらよく働きましたので、ご褒美に甘いものを、ということで閉店30分前で人気のないお店に立ち寄ってみた。
ソフトクリームは、人気過ぎて品切れ中。ドライアイスもなくなったので、店内お召し上がりなら大丈夫と言われた。
定番、王道のアイスクリーム、シャーベットが並ぶ中、ラムレーズンをいただいた。
濃厚で期待を裏切ることなく美味しかった。
私が店内で食べている間に、仕事帰りと思われる女性客が次々に駆け込んできた。
そのうちの一人、妙齢(たぶん40代後半?)の女性が実に嬉しそうに、店員と話ながらアイスを選んでいる様子が、無邪気で可愛らしかった。
ダブルinカップで買って、私のように店内の椅子で食べるのではなく、そのまま食べながら足早に店を後にした。
彼女もいっぱい働いた今日のご褒美かしらん。
さすがにラムレーズンにさっぱり感はなく、水が欲しいと思いながら、次のご褒美の時は甘夏シャーベットかな、などと心の中で呟いて私も地下に潜った。
女は小さな楽しみを見つけるのが上手。