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はやし蜜豆の犬も歩けば棒に当たる、

好きな俳優の作品を集中して観るのが好き。その記録や映画の感想、日常気になる現象をぼそぼそ綴っていきます。

「民王」(2015年)

2015年、テレビ朝日で放送されたドラマ。

当時私は菅田将暉のことをたぶん知らなかっただろうし、(「ごちそうさん」で見ていたのだが、ボウズの菅田くんはあまりピンとこなかった)、遠藤憲一も怖い顔のおじさん程度にしか認識していなかった。なので当時このドラマもまるでノーマークだった。

不覚過ぎる!今見ても、主演二人の上手さが際立ち、めちゃくちゃ面白い!

 

特に遠藤憲一、今さら言われたくもないだろうが、あのワニ顔の強面で(劇中でワニと言われていた・・・)、ナイーブな22才の、そう!まさにあのドラマの中の心優しいバカ息子の菅田くんが中に入っているとしか思えない演技。ギラギラを消した目とオドオドした様子。やっぱり凄い!遠憲さん。

そしてブレイクのきっかけとなった?高橋一生の、これが彼の演技の骨頂!が見られて本当に良かった‼ めちゃくちゃはまり役。彼だからここまで可笑しいんじゃないかとさえ思った。ほんと笑いました。

菅田将暉は、頼りない草食系男子と、それと真逆の遠藤憲一演じるキレモノで傲慢な政治家(首相)キャラをひとつのドラマで見事に演じ分けていた。息子の体になったオヤジが、好きな酒を体が受け付けず、日本酒を飲んでは牛乳で中和する、という謎の飲み方をしていたけど、菅田将暉の普段から食事に牛乳、いつでも牛乳という牛乳大好きエピソードを知っているだけに、内心喜んでやっていそうな彼を見てほくそ笑んでしまいました。

民王 DVD BOX