はやし蜜豆の犬も歩けば棒に当たる、

好きな俳優の作品を集中して観るのが好き。その記録や映画の感想、日常気になる現象をぼそぼそ綴っていきます。

「3年A組」‐6 (椎名桔平の存在感)

涙が多すぎるんよ。

確かに"泣き゛の演技は難しいと思う。そして最近の若い役者さんたちは、子どもの頃から俳優になるべく養成所みたいなところで子役からキャリアを積んでいる人も結構いて、泣きの演技ができる。(もちろんそれ以外の演技もソツなくこなす。)

だからと言って、全員で揃って先生(菅田将暉)の戦う姿を見てボロボロ涙するばかりでもなかろう。もっと別の感情、不安とか恐怖とか怒りとか、様々だったりするだろうに。と、ひねくれ者の私は鼻白んでしまう。

翌日のネットでは柊先生が「伝わっているんだな・・・」と言って静かに涙を流すシーンが評価されていたけれど、そこで涙か?と勝手に突っ込んでしまったのは私だけだったのだろうか。傍らに佇み柊先生を見守るさくら(永野芽郁)がもやは嫌われ者の女子からすっかり昇格して柊のおかんのように涙を拭くハンカチを差し出す。(その立ち位置おかしいやろっ!)

 

以前も書いたことがあるのだが、男が恋愛や仕事を通じて、感動するのはいいのだけれど、感極まってそんなに人前で泣くのか?とドラマを見ていて思うことが多い。実は大好きなドラマ「おっさんずラブ」でも感じた。春田の涙腺が弱すぎて、なんで?と後から思うことが結構あった。牧はボロボロ泣くのは2回だけだったような気がする。まあ、それが春田って言ってしまえばそれまでなんだけど。)

 

「3年A組」、このドラマは壮大なファンタジーだ。こんな教師はいないし、こんな学校もない。ましていくらなんでも武智先生みたいな教師(裏も表も)はいないだろう。

そんな中、椎名桔平の郡司刑事だけがリアリティをもって目に飛び込んでくる。確かに彼が元教師であることはちょっと嘘臭いのだけれど(しかしそれが彼のアイデンティティの重要な要素)、刑事を演じる椎名桔平には他がファンタジーを演っているのに、一人リアリティがあるのだ。骨太さ、泥臭さ?とにかく彼が出てくると画面が締まる。

柊先生と手を組んでいた五十嵐刑事(大友康平)が舞台から引きずり下されてしまった今回、いよいよこれから郡司刑事(椎名桔平)の謎解きが始まる。大物政治家以上の大物ってなんだ?