< script data-ad-client="ca-pub-5086079268044038" async src="https://pagead2.googlesyndication.com/pagead/js/adsbygoogle.js">

はやし蜜豆の犬も歩けば棒に当たる、

好きな俳優の作品を集中して観るのが好き。その記録や映画の感想、日常気になる現象をぼそぼそ綴っていきます。

「いだてん」- 4

逸材。(新日の棚橋弘至じゃないけれど)涙をこらえて大声で、しかも音痴に歌う中村勘九郎を見てそう思った。

毎週見たドラマの感想を書いているわけではないのだけれど、あまりにもネットで今年のNHK大河ドラマ「いだてん」の視聴率が悪い、すわ打ち切りか!とまで書かれてきたので、つい擁護、応援する意味で書いてしまう。

故郷の思い人、スヤ(幼馴染=綾瀬はるか)が、嫁入り先の庄屋に頼んで工面してくれたお金でストックホルム(オリンピック開催国)に立つ壮行会で、四三(=勘九郎)がスヤを想い、異国への不安と武者震いと相まって半ばやけくそで歌うシーン。なんて切ないのだろうと思った。

最初に綾瀬はるかが登場した時は、その盤石の存在感が絶賛されていたけれど、本当に彼女が画面に現れると華が咲く。三島(=生田斗真)の率いる天狗倶楽部を筆頭に、四三の寮も、とにかくむさくるしい漢ばかりが画面に踊っている本作、彼女のシーンは艶があり色鮮やかだ。嫁入り先の気風のいい姑に大竹しのぶっていうのもいい。

当時はストックホルムに行くのに、3週間ほどシベリア鉄道に揺られて行ったそうだ。三島君(短距離選手)と四三の奮闘が楽しみだ。