久しぶりに高島屋に行ったらGWのただ中ということもあり、老若男女、外国人も含めかなり混雑していた。
マスカラの性能がダントツいいと新聞のコラムで読んで「ヘレナルビンスタイン」のブースに寄ったのだが、スタッフが1人しかおらず先客を対応中でなかなか終わらない。
デパートでは店内アナウンスが流れていた。「○○をお召しになった87歳の○○さんを、○○様がお探しです・・」そう、まるで迷子のお知らせなのだが、探されているのが87歳の男性だということだ。認知症か何かで迷子になったわけではないだろう、たぶん連れの人とはぐれただけだと思う。が、結構見つからないようで、何回もアナウンスされていた。これがお年寄りでなければ年齢を言わないのでは。普通「○○様が○○様をお探しです」だよね。子どもの場合は「5歳の○○ちゃんを・・」となるだろう。お年寄りだから年齢を言われるのかな。
なんか、百貨店に来るたびに日本の高齢社会を目の当たりにする。以前は、空いているだろう思って平日の朝一番に高島屋に行ったら、おばあさま方で大混雑していてびっくりしたことがあった。
そんな話を、スタッフに買い物がてら話したら「(高齢者は)これまで高島屋を支えてくださった方たちです。」と言っていた。なるほど。まあ、私も購入金額こそ知れているにしてもその末端の一人かもしれない。何せ大学生の頃から百貨店の中では高島屋を贔屓にしている。(最も身近にあったことがきっかけなのだけれど)そして、私も妙齢である。
化粧品を百貨店で買っていた頃からネットで買うようになって久しい。でもたまに出かけて、美容部員と言われる専門スタッフにメイクのコツやトレンドを教えてもらえるのはためになる。そして、美容部員の人たちの”聞く力”、”その人に合ったものを”勧める力は素晴らしいと思う。彼女たちは、売らなければならないという仕事目標もあると思うが、基本的には目の前の顧客に対して、持っている専門知識を駆使してどうすればその人がもっときれいになるかを、やはり考えてあげられる人たちだと思う。今回はアイラインの引き方のコツを教わり、劇的に目力がアップした!
時々百貨店に行くのはいい。