はやし蜜豆の犬も歩けば棒に当たる、

好きな俳優の作品を集中して観るのが好き。その記録や映画の感想、日常気になる現象をぼそぼそ綴っていきます。

「スカーレット」-6

主人公、喜美子(戸田恵梨香)の夫役、八郎を演じる松下洸平が、かなり上手い。ここ数回で益々そう思うようになった。

陶芸家=芸術家としてのこだわりと、行き詰まりの日々、自由な発想で、賞など気にしない故にのびのびと作品を創る喜美子。その上自分の知らないうちに、陶芸(釉薬)の知識まで勉強している喜美子=妻に、尊敬の念と共に軽い嫉妬を覚えた時の表情が秀逸だ。

ひたすら優しくて寛大な夫は、実は妻が自分より10歩も20歩も後ろからついて来ていたという、揺るぎない事実の上に成立していたのではないか。

八郎の今後の変化が楽しみだ。

朝から仲のいい夫婦のイチャイチャをこの1、2ヶ月見せられてきた。基本的に喜美子は超貧乏でそれが起因の不遇はあったが、出会う人には恵まれている。これまでは。

さあ、これからのはず。喜美子の本当のド根性はまだまだ発揮されていない。

八郎が主人公、喜美子に試練を課す人なのかどうかはわからないけど、松下が演じる八郎がただのいい人で終わって欲しくはないと、勝手に思う。

 

備忘録だけど、松下洸平は、喜美子の母親役の富田靖子と、舞台「母と暮らせば」(2018年、こまつ座)で共演している。二人芝居のその時の両者の演技も相当の迫力だったときく。