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はやし蜜豆の犬も歩けば棒に当たる、

好きな俳優の作品を集中して観るのが好き。その記録や映画の感想、日常気になる現象をぼそぼそ綴っていきます。

「スカーレット」- 7

ね。八郎(松下洸平)と喜美子(戸田恵梨香)の夫婦仲が不穏な感じになってきたでしょ。

でも、前回( - 6)で書いた、「10歩も20歩も下がって歩く妻に対してだからこそ、優しくて寛大な夫」=八郎というのは撤回しよう。たぶん、そういう妻としての喜美子の才能に嫉妬するのではなく、自分と同じ、陶芸家としての喜美子の才能に傷ついていることが今日の回で明らかになったから。

つらいね。本当に。スランプに陥る中、人からのアドバイスを受け入れず、自分のこだわりを捨てることのできない八郎の頑なさとプライドが痛いほど伝わってくる。松下洸平、本当に上手いと思う。

 

さて、主人公夫婦の間に不穏な空気が流れる中、サイドストーリーの信作(林遣都)と百合子(福田麻由子)のカップルは、やっと進展してきた。数々の女性に言い寄られては煮え切らず、結果振られるという、モテているのか振られているのかわからない、優柔不断な信作が、幼い頃から近くで妹のように接してきた百合子を女性として気にし始めてからかなり経っている。姉妹の父親(北村一輝)が亡くなってからのことだと思うが、ずっと川原家に寄り添い、喜美子(長女)や百合子(三女)を見守っていたのが信作なのだ。それが今日、百合子にやっと伝わってということだろうか。信作の優しが沁みたよねえ。

それにしても、結婚を前提に付き合うことを2人で多数決で決めようって、二人ともが手を挙げるシーンの微笑ましさと言ったらなかったなー。信作(遣都)の小躍りするような喜びを感じて、こちらまで1日が楽しく感じられた。これぞ、朝ドラ効果だな。(今日は土曜日だから朝に見られたってことなんだけど。)