はやし蜜豆の犬も歩けば棒に当たる、

好きな俳優の作品を集中して観るのが好き。その記録や映画の感想、日常気になる現象をぼそぼそ綴っていきます。

「麒麟がくる」- 5

今から宣言します!

斎藤道三(本木雅弘)ロスが、絶対起こる。というか、私はモッくん演じる斎藤道三が死んだら、絶対ロスになると思う。

あの茶色い狐目が、ただひたすら切れ者で狡猾な男を演るにここまでうってつけなこともない。その上、色男である。家臣の明智十兵衛(光秀=長谷川博己)に、面と向かって自分のことを「どちらかと言えば嫌いです」と言われてもなお、力強く我を通す道三に、度量やら愛情やら”徳”など、微塵も感じられない。下剋上の世の中立身出世を目指し、運を才気に乗せ戦国の世を渡る彼は、その時代を体現していて逆に清々しい。

 

前回、隙あらば自分の娘婿の織田信長(染谷将太)を殺めんと、自らが仕掛けた会見の場で、マムシのあだ名が表す通り舌なめずりして敵を待つ様が秀逸だった。ピントを外して、道三の向こうで、その様を目を丸くして見る十兵衛(長谷川)の表情も、あまりにその場にぴったりで笑えた。

前回のタイトルは「帰蝶のはかりごと」。川口春奈演じる帰蝶の、戦国の姫の度胸とやんちゃぶりも楽しかった!