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はやし蜜豆の犬も歩けば棒に当たる、

好きな俳優の作品を集中して観るのが好き。その記録や映画の感想、日常気になる現象をぼそぼそ綴っていきます。

「残念な夫。」(2015年)

現代の夫婦、子育て、社会の問題・課題を、3組の夫婦を通してコメディの態でありながら、わりと真面目に提示している、社会派(?)ドラマに思えた。

今さら見た理由は、なんのことはない、林遣都が脇で出演していると気づいたから。そう、デビューからほとんど主役・主役級が多い遣都なので、メインキャストに近い作品は結構チェックしてきたのだが、ここまで脇役のものは見落としていた。(でも「ガール」って作品はちゃんと観たぞ)

 

それで遣都の役は、主人公の”残念な夫”=玉木宏の会社の後輩。玉木宏を落とそうとねらう、仕事のできるキャリアウーマンに横恋慕しつつ、恋に仕事に野心を持つ健全な20代の若者を演じていた。登場シーンが少ない、イケメンぶりは全く生かされていない(だって彼の顔のアップをほとんど見なかったぞ)という徹底的な脇役ぶりがいい。なんかのびのびやってそうだもん。(うちに秘めた悶々を抱えつつかも?だけど。遣都たぶん24歳)

そして、ものすごく驚いたのは、倉科カナの元カレ役で田中圭が出演していたこと!こちらは、イケメン感十分醸し出していて、なんだあ??って感じ。でも田中圭・林遣都が絡みこそ全くなかったけれど、すでに共演していたのを見られてなんか得した気分になった。

 

余談だけど、倉科カナという女優さんをあまり知らなかった。本作では、髪の毛ボサボサで育児と家事に奮闘しつつ、お子様な旦那にツッコミをいれる様がコミカルにオーバーに描かれていて、ちょっとわざとらしく感じた。だけどその次に見た作品「鍵のない夢を見る」で林遣都と共演していた彼女は、この役と一転して暗く、悲劇のヒロイン、ラストの絶望と復讐にかられた顔は全く別人だった。女優、恐るべし!