< script data-ad-client="ca-pub-5086079268044038" async src="https://pagead2.googlesyndication.com/pagead/js/adsbygoogle.js">

はやし蜜豆の犬も歩けば棒に当たる、

好きな俳優の作品を集中して観るのが好き。その記録や映画の感想、日常気になる現象をぼそぼそ綴っていきます。

「愛の不時着」

もう20年くらいになるのかな、韓流ドラマが流行り、エンタメの一つのジャンルを確立してから。しかし、私は数多流行った韓流ドラマのどれも1話から最後まで見たことがない。

しかし韓流ファンの友達の反応を見ると、この「愛の不時着」は日本でいうところの「半沢直樹」並み?の面白さらしい。ちょうどコロナ禍でNetflixを契約して視聴できるということで、この大河ドラマの視聴に挑んでみた。(大げさな!)

Netflixの大々的宣伝の映像で見る北朝鮮の将校姿は、古い話だけど、人生初鑑賞の韓流映画「シュリ」を思い出し、あの派手なスパイアクションと緊迫感・重厚感に衝撃を受けたことが蘇った。それで本作も、北朝鮮にパラグライダーで飛行中に不時着してしまった韓国の財閥の娘、セリと、彼女を助けることになる北の将校、ジョンヒョクの禁断のラブストリーと聞いて、一瞬「シュリ」みたいなのかな、と思って見始めたのだけれど。

エピソード16まである、ながーいお話だけに、緊迫感だけではもたない。コメディ要素もふんだんに入れて、緩急あってなかなかの見応え。話の筋だけでも、ラブストーリーという主軸のほかに、それぞれの家族に絡んでひと悶着も二悶着もある。第4話まで見たのだけれど、いよいよ恋敵も登場するみたいだし、北朝鮮軍の不正や、ジョンヒョクの兄の謎の死、北朝鮮に身をひそめることになった謎の大金持ち(詐欺師?)の存在、と伏線が幾本もあり、ついつい一気見してしまいそうな勢いになる。(もちろん、今日は4話までで踏みとどまりました。)

韓国という色眼鏡を通して垣間見る北朝鮮、闇市でのドルの流通、軍人への賄賂、南の10年前のドラマにハマる人、そして盗聴などの諜報文化なども興味深い。その一方で、韓国のドラマの展開にありがちな「”記憶喪失”になればなんとかなる。」なんてちょっと自虐の台詞なんかもあって楽しい。前段は、助けたジョンヒョクの家に仮住まいし、ジョンヒョクの部下たちと和むセリが、まるで森で迷子になった白雪姫と7人の小人のように、ひと時のくつろぎを楽しむ様がファンタジーでほっこりした。

5話からジョンヒョクの婚約者、ダンが本格的に登場して泥仕合が始まるのかなー。