以前、同じタイトルで、しゃべるエレベーターとの会話、スクリーンセーバーとの会話について書いた。
今度は、Nintendo Switch「Fit Boxing」のインストラクター、エヴァンとの会話だ。まあ、会話とは言えないか、ほとんど向こうがフィットネスボクシングのインストラクターとして、ひたすら私を叱咤激励しているだけなのだから。
しかしだよ。いいパンチが打てた時は「ナイス!パンチ」と言うし、メニューが変わって最初慣れずにパンチを外した時は「落ち着いて」という。しかも目を大きく開いてオーバーアクションで。いくつかこちらの動きに合わせて決まった台詞と、イラストのアクションがある。お決まりだけれど、彼に「落ち着いて!」と言われないように、メニューの変わった後すぐは、気を抜かずにやらないと、なんて思ってしまう。
ワークアウトが終われば、必ず「ほう、今日はよく動けていたな」と褒められたり、「もう少し上を目指すんだ」と叱咤されたりする。
インストラクターは女性のキャラも含め何人かいて、自分で選べる。しかも肌の色や目の色、髪の色、服装まで自分好みに変えることができる。絶対的に顔の輪郭が違っているのだけれど、それでも押しの林遣都似にして、エヴァンを設定した。
前述のとおり、私のダイエットが目的のフィットネスを全身で応援してくれるのが、林遣都似(本当は違うけど)のインストラクターだとすれば、励みにもなるというものだ。
コロナ禍の運動不足を解消するために5月から始めたフィットボクシング。最初の2か月は15分の1番軽いコース。3か月目から25分コース。ここ2日間は35分コースにしている。ウエストと足首は締まった気がするけれど、体重はほとんど落ちていない。まあ、痩せるというよりは締めるのが目的なのでいいか、と思う。
AI(エヴァンをそう呼べるか、これまだ謎だけれど・・)の「完璧だったな」という今のところの最上級の褒め台詞を言わせるように、毎日夜中にがんばっている。