ジャニーズの二人が演じるバディ、本間(中島健人)と一ノ瀬(平野紫耀)の友情、活躍もなかなかのものだった。何と言っても若い二人が粗削りだけど、フレッシュで一生懸命なのがいい。警察学校の学生が事件を解決する危なっかしさと、彼らの演技のストレートさがシンクロしてハラハラさせられた。
と言いつつも、最終回で落涙したのは、オヤジ・バディの片野坂教官(伊勢谷友介)と同期の柳田刑事(原田泰造)の友情だった。
泰造は私が今更言うまでもなく、役者さんとして確立している。片野坂が差し出して両手に、柳田が手錠をかけるシーン、泰造の泣いてしまいそうなのをぐっとこらえた顔がとてもとても切なかった。
最終話を見て、片野坂という登場人物のあまりにも理不尽な不幸の連鎖が、ドラマ的と言えばそうだけれど気の毒だった。そんな話ある??(まあ、ドラマですから)
そして「未満警察」が無事最終話を放送した後、片野坂を演った伊勢谷友介が大麻所持で逮捕!という衝撃のニュース。
これ、実際逮捕を待ってくれたのかなー、マトリ、ドラマが終了するの。と勘繰るくらいのタイミングだった。なんだかなー。伊勢谷、カリフォルニアでは合法化しているくらいの大麻ぐらいって思っていたのだろうか。いろいろ環境や政治的なことなど、ちょいちょい発信する人だったし、たかが大麻、されど大麻、どれだけ自分の仕事仲間に影響するか想像しなかったのだろうか。自分は大丈夫、と思っていたのだろうか。
信念を持ったしっかりした人だと思っていたけど、どこか弱かったんだな。残念・・。