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はやし蜜豆の犬も歩けば棒に当たる、

好きな俳優の作品を集中して観るのが好き。その記録や映画の感想、日常気になる現象をぼそぼそ綴っていきます。

「愛の不時着」- 4

エモかったわ~。全編エモエモ❤️。韓国の俳優さんて、眉や目、鼻をひくひくさせることもなく、ツーって涙を流すことができるんだ。どんな演技訓練してるんやろう…。

終わってみれば、北朝鮮の高級官僚の息子の兵士(ヒョンビン)と、韓国の財閥の娘で事業家で大金持ち(ソン・イェジン)との恋愛成就はファンタジーそのものだった。こんな男に愛されたいという世の中の全女子の願望を形にしたような恋愛ストーリーだった。

もちろん、彼女の才気と美貌、金!のなせる技かも知れないけれど、(いや、金は違うやろ!)あそこまで一途に一人の女性を愛し守ろうとする男性はいるのか!その幻をなんの躊躇もなく惜しげもなく、どーんと画面に出してくれたことに驚愕すると共に、ええもの見せてもらいましたわ、と感謝さえした。現実には見られないからね。強くて優しくて、純真で、かつ!イケメン。

一方で、片平なぎさばりの意地悪を期待した、ヒョンビンの許嫁のソ・ジヘと小悪党で北朝鮮に逃げてきた、ソン・イェジンの元婚約者、キム・ジョンヒョンの現実があまりに薄幸すぎて、そんな~と大いに同情。というか、ちょっと酷すぎないか?と思ってしまった。

二組のカップルを取り巻く周りの小さなストーリーにも手抜きがあまり見られなく、そんなサイド・サイドストーリーにもホロリとさせられ、大河ドラマをより重厚にしていた。特に、親の愛情の深さを描くシーンで結構泣かされた。同じアジア人だからか、エモの痛点が同じような気がする。

それにしても、長かったー。

エモ・ファンタジー(そんなジャンルがあるかどうかは知らないが)の金字塔的作品と言える。