いよいよ始まる「姉ちゃんの恋人」。ドラマを指す言葉で”月9”は知っていたけれど、”火9”ってのもあるんだ、と妙なところに引っ掛かりつつ、視聴率で低迷していると言われるこの時間帯に満を持して林遣都を投入してきたフジテレビ(関テレ制作)。
この特番を見るまでもなく、ティザー予告編を見ただけで、主人公2人のカップルのほかに、ここがカップルになって、ここであーだこーだと葛藤があって、ここで癒されて・・・とほぼ全容がわかった気になっちまった。(久しぶりの連ドラ出演に浮足立つ林遣都ファンの錯覚だな。)
そしてこのドラマの林遣都こそ、ファンにとって”待ってました!!”の林遣都ではないだろうか。
心優しきお調子者でもなければ、童貞の気弱なエリートでもなく、ましてや童貞を捨てようと女をだまくらかそうとするひねくれものでもなく、ベジタリアンのゲイでもなく、テッパンのエリート・ゲイでもなく、男娼でもなく、ヤバい不良たちのイカレタ”頭”でもない。女気0でこだわりの強い芸人でもない。女に拾われるタップダンサーでもない。偽札づくりの名人で、1万円札の諭吉の顔の代わりに好きな女性の顔を書いて渡して逮捕されてしまうトンチキでもない。
(遣都ファンのみなさんなら、どの作品のことを言っているかわかりますよね?全て愛すべき遣都演じる登場人物達です!)
旬な女優さんの相手役として、そしてわりとまともな性格でかつイケメンとして恋愛ドラマに出演する林遣都を、一度は見てみたい!待ってました!ミスチル(Mr.Children)の「Your Song」のMVに出ていた林遣都を!
もちろん、そういう役がこれまでなかったわけでもないだろうけど、たまたま私が観ていないんだな。(観ていない作品として「QP」「レジデンス 5人の研修医」「ON」があるけれど、それっていわゆる恋愛もの??)
だからこそ、朝ドラ女優の有村架純ちゃんの恋人として、焦らされたり、キュンキュンしたりするシーンを見せてくれると思うと今から悶絶する。(いや、「おっさんずラブ」でもキュンキュンするシーンはあったのだがね。)
ティザーで見た林遣都の笑顔は相変わらずかわいいのだけれど、笑った時に深く刻まれるシワが、間もなく齢30を迎えるいい感じに大人の男になった遣都の落ち着きを感じさせてくれる。
ひゃあ、明日、死にそう。(なんで?)