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はやし蜜豆の犬も歩けば棒に当たる、

好きな俳優の作品を集中して観るのが好き。その記録や映画の感想、日常気になる現象をぼそぼそ綴っていきます。

「姉ちゃんの恋人」- 2

林遣都が本作出演にあたってのインタビューで、「今を生きる普通の人たちの物語で・・」みたいなことを言っていたけど、"今"とはコロナ禍の今、そして描かれる人びとは、エッセンシャルワーカーという、人々の日常を支える人たち。(登場人物たちが働くのはホームセンター。)

彼らがマスクをつけて演じていないだけで、日常的な手指の消毒やソーシャルディスタンスがさらりと描かれている。そして、緊急事態宣言になる前のマスク騒動の一コマや、コロナ禍で仕事が減り大変そうな幼馴染のみゆき(奈緒)、逆に忙しくなり、手当まで出た主人公、桃子(有村架純)の話が、軽いノリのホーム&ラブコメディに現実を織り交ぜる。

ああ、そうだった、そうだね、と現実思い出しながら、”新しい日常”を生きる今の私たちと同じ世界で生きる人たちを通して、彼らの恋や仕事を応援することで、私たちにも「大丈夫、きっと乗り越えられる」と、エールを送ってくれているように思えた。

1話のラストで「壊れかけた地球も治った・・」という台詞が、自分でも気づかないうちにこわばっていた心を、ちょんと優しくなでてくれたような気がした。

 

ドラマは、事故で両親を亡くし、弟3人を育てている肝っ玉姉ちゃん、桃子の恋を中心に展開、ということだが、タイトルが「姉ちゃんの恋人」=吉岡真人(林遣都)ということで、訳ありな恋人を演じる林遣都が本当は主役じゃね?と思っているくらいの、図々しい林遣都ファン(=わし)。

過去事情がありそうな真人の繊細で複雑な心を描くには、林遣都があまりにハマっていて(脚本家の岡田恵和のアテ書きというのだから当たり前だけど)、演じている=”役を生きる”遣都を、がんばれ!真人と応援したくなる。

和久井映見演じる母親との関係性も興味深いしね。

次週は小池栄子(桃子の上司)と藤木直人(真人の先輩)の大人の恋まで勃発??小池栄子のコメディエンヌぶりも楽しみだ。

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