前々回、伯朗(妻夫木聡)が、その役キャラを覆さしてウソをついた瞬間、物語が大きく展開し始めた。
ネットでは、おディーンのヒール役がクールで色気があって新境地とか言われている。ファンクラブに入ってまで追いかけていた元(!元かいな?)ファンとしては、彼が好評を得ていることが嬉しいのは確かだけれど、彼の出演作品を(外国のものは限界があったけど)ほぼ全て見ているので……、いつものディーンだけどなあ、って言うのが正直な印象。
前回で、いつもニコイチで登場するディーン演じる勇磨と麻生祐未演じる佐代が、亡くなった矢神の当主の愛人とその息子であることが判明。陰日向で展開される二人の悪巧みぶりが、もはやポケモンのロケット団の二人、ヤッターマンのドロンジョ一味に重なるのは私だけだろうか。(はい、たぶん)
てなわけで、東野圭吾の作品で面白くないわけがなく、今後の展開に目が離せない。
それにしても、妻夫木聡は老けないよね。いい感じのオヤジにもなっていなくて、未だ青年然としている。一方同い年のディーンも、私からみると40歳には見えず同じく老けないなあ、と思っていたのに、ネットで"イケオジ"ランキングの上位に入っていて、イケオジはまだ早くね?と一人ごちたところだ。