昨日の5話を見終わってから、ずっと登場人物である”真人”のこと、彼の元彼女のこと、そして彼の母親のこと、そして”姉ちゃん”のことを考えている。
真人は、あの事件の後の元彼女の言葉(自分は暴行されていないという)をどう思い、どう受け止めたのだろう。結婚の約束までした人を守ろうとして暴漢を撃退したつもりが、自分だけが酒に酔ってやってしまった傷害事件になってしまい、2年の刑期の間、その事実と当時の自分の真実とどのように折り合いをつけたのだろう・・。
真人(林遣都)が桃子(有村架純)に事件を起こした自分は、あなたとは付き合うような男ではないと告白したシーンや、母親(和久井映見)の回想シーンに出てくる真人を思い、想像を止めることができなかった。
で、お風呂場でも考えながら、ふと思った。あ、これ林遣都がインタビューで「お客さんに想像して楽しんでもらいたい」「演じることを通して登場人物の背景やその先のことなど想像する楽しさを届けたい」と言っていたことじゃん。
わ、すごい。林遣都の思うツボ。もちろん、脚本があってほかのキャストもいてのことではあるけれど。
もうね、ここまで深く深く傷ついた人を救えるのは、菩薩のような有村架純”姉ちゃん”しかいないよ。ということで、次週、姉ちゃんを俄然応援します!