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はやし蜜豆の犬も歩けば棒に当たる、

好きな俳優の作品を集中して観るのが好き。その記録や映画の感想、日常気になる現象をぼそぼそ綴っていきます。

「にじいろカルテ」:誰一人悪人がいないのはいいんだが…

「姉ちゃんの恋人」の後、続けて岡田恵和脚本作品を見ることにしたのは、主題歌が藤井風(「旅路」)だから。

 

東京の大きな病院から山間の村の診療所にやってきた内科医(紅野真空=高畑充希)というから「ドクターコトー」の女医版かしら、なんて思っているのだけれど。架空の「虹の村」全体がちょっぴりファンタジックで診療所や村唯一の商店もコジャレて可愛らしい。ともすれば深刻、重くなりがちな医療ドラマをファンタジックで優しいオブラードで包んでいるかのようだ。

 

主役の真空本人が、不治の病に犯されているというところから、すでにドラマチック。初回から高畑充希の喜怒哀楽が爆発してコロコロ変わる表情が可愛い。ありがちな優秀で冷静沈着な女医、というイメージからかけ離れたふあふあ感が新鮮。号泣し過ぎて可愛さよりもブスな泣き顔(失礼!でもだからこそ高畑充希はすごいと思う)も拝めて、すでに岡田イズムでお腹一杯になった。

個性豊かな村人とディープに触れあいながら、成長する真空や太陽(看護士=北村匠海)たちをこれから見守ることになるのだろうけど、個人的には眞島秀和と認知症を患う安達祐実夫婦の物語に強く引かれる。

「コーヒーが冷めないうちに」という映画で、薬師丸ひろ子と松重豊のカップルが似たようなシチュエーションを演じていて号泣した記憶がある。

大切な人のことを"忘れてしまう"、"意志疎通ができなくなる"という、身体的お別れの前にくる、頭の中でのお別れについて、ものすごく自分ごととして想像できてしまい、本作でも号泣しそうだからだ。しかも安達祐実と眞島さんだよ。

 

 ラストシーンにかぶさって流れた風くんの「旅路」が、そろりと入りすぎてちゃんと聴けなかったのが無念。次週に期待する。(YouTubeで聴けるかな)

 

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