藤井風が歌う「にじいろカルテ」の主題歌「旅路」のMVがアップされた。
彼の故郷の岡山里庄町や母校の城東高校で撮影された映像は、それはそれはノスタルジックで・・。
都会で生まれ育った今の若い人たちにとっては見たことのない風景かもしれないが、中高年世代なら誰もが目にしたことのある風景ではないだろうか。緑や山が美しいとか、歴史のにおいがするとか、そういった言葉を清いくらい一切捨てた、”なんの変哲もない”土手や線路、サビた階段の陸橋・・・。そしてざらざらと傷のついた、昔映画好きのおとうさんが撮った8ミリフィルムのような映像。
曲はスローテンポで、映像の中の風と同じように軽く体をゆすり首を動かす程度のノリで始まる。学校や土手やコンビニ前でおどけたり笑ったりする風を見ながら心地よく油断して聴いていると、唐突にぎゅっと心を掴むメロディに襲われる。
あーあ 僕らはまだ先の長い旅の中で
誰かを愛したり 忘れたり 色々あるけど
あーあ いつの間にかこの日さえも
懐かしんで 全てを笑うだろう
全てを愛すだろう
「にじいろカルテ」のラストでもこのフレーズ部分がしっかり聞こえるように流れることが多いのだが、この歌詞、メロディ、風の声、ドラマのラストと相まって毎回鼻の奥がツンとしてくるのだ。(いかん)
そして2番の最初の歌詞、
お元気ですか
この町はまだ青春です
と続くのだよ。誰もが持っている自らの青春風景を思い出すこと必至。そこへ「おげんきですか」と優しくきかれる。もうね、どこをどう聞いても見ても、過ごしてきた時間(自分とあなた)、これからの時間(自分とあなた)への”優しさ”しかあらしません。(何で京言葉?)
平成生まれ23歳の若者の作る歌にしては、本当に博愛に満ちている。
流行りの歌は「ドライフラワー」だったり「香水」「Pretender」(少し前だけど)だったりするのに。(どれも恋は切ないわぁ)
藤井風のMusic Videoを見ていると、彼の周りには彼に惚れこんだ才能(アーティスト)に溢れていることが良くわかる。マジ。
ぜひ下のMVの映像をご覧後、ほかのMVもYouTubeで出てくるので見てほしい。
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