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はやし蜜豆の犬も歩けば棒に当たる、

好きな俳優の作品を集中して観るのが好き。その記録や映画の感想、日常気になる現象をぼそぼそ綴っていきます。

「宵闇真珠」(2017年):オダギリジョーの出演作で出会う、美しい香港

オダギリジョーの出演作を探していて、見つけた香港映画。

監督がクリストファー・ドイルと、ジェニー・シュンという女性監督。香港映画はわりと好きだ。オダギリジョー以外の要素としても動機十分ということで早速Amazon Prime で鑑賞。

 

クリストファー・ドイルの情景豊な香港の映像と一緒に、主演のアンジェラ・ユンの美しさを堪能できるだけでも、観る価値あるかも。
消えゆく香港の漁港、小さな村の暮らしの風景を、アートとして切り取り、記録として残すというのも、映画の役割の一つとしてあってもいいかもしれない。そしてそこに登場する人が、絶品の俳優(本作の場合は、アンジェラ・ユンとオダギリジョー)というのもなんと贅沢なことではないか。

 

幼い頃から日光に当たると病気になると言われ、日差しを避け、人目を避けて暮らしてきた少女(アンジェラ)。狭い村では色白過ぎる彼女のを「幽霊」と呼び、密かに避けている。しかし父親が奇病であると嘘をついてまで、彼女を人目から遠ざけたのは、その美しすぎる容姿のせいではなかったか。

村では彼女は存在しないように扱われたが、ある日村を訪れ、廃墟に住み着いた旅人(オダギリジョー)は、波打ち際で歌う彼女をじっと見つめた。

彼女は、自分をじっと見つめた異邦人を、運命の人ととった。彼に会う少し前に、死んだと言い聞かされてきた母親が、実は生きていると知る。自分のルーツと父親の嘘。閉じ込められていた世界から扉が開くのは、今かも。

しかし、ここがオダギリジョー、・・というか彼が演じる得たいの知れない旅人なんだな。彼は、どこからきて、どこに行く?少女の期待と思い込みをひょいと交わして、どこかに消えていった。

少女と幼馴染の少年、そして異邦人の男の少ない会話は、一方的な中国語(広東語?たぶん)と、片言の英語で交わされる。どこまで理解しあっているのか、でも互いの中に自分を見つけて邂逅を深めていく。

 

村に迫る開発の波。消えてゆく漁港。水上の家。

ノスタルジックな香港の情景が美しい。

異質な男と出会って、人生の扉を一つ開けた少女はその後どうするのだろうか。

 

それにしても、オダギリジョーって年齢不詳だ。そういう意味ではハリウッドスターばりだなと思う。本作撮影時40歳前後と思われるけれど、到底見えない。

独特なヘアスタイルも健在。

この人、天然パーマなんよね。それで髪型に苦労(?ではないと思うが)しているのか、いつも奇抜な頭だと思う。普通にしていたら、ただのイケメンに見えちゃうのがイヤなのかな。。(余計なお世話)

yoiyami-shinju.com

宵闇真珠(字幕版)

宵闇真珠(字幕版)

  • オダギリジョー
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