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はやし蜜豆の犬も歩けば棒に当たる、

好きな俳優の作品を集中して観るのが好き。その記録や映画の感想、日常気になる現象をぼそぼそ綴っていきます。

「鎌倉殿の13人」- 2:義経(菅田将暉)は、どーゆー男なん?

平家の世を転覆させる野望を持つ源頼朝は、挙兵するまでにも相当苦労し、兵を動かしてからも、有象無象の坂東武士を束ねるのに苦労している。北条義時は、そんな頼朝の元で、上に立つ者のあるべき姿と、組織を束ね、機能させる術を身に着けていく。

 

それにしても、源頼朝(大泉洋)と、親父殿の北条時政(坂東彌十郎)、長男の北条宗時(片岡愛之助)、そして主人公の北条義時(小栗旬)の4人(時にうち3人)の掛け合いが実に面白く毎回楽しみに見ていたのに、早々に宗時が最初の挙兵後の負け戦後に暗殺されてしまった。愛之助、早すぎるー!と思わず心の中で叫んでしまった。

しかしその後も大河ドラマならでは、続々と大物(佐藤浩市とか)、人気俳優が登場、ついに先々週は菅田将暉の義経も、鎌倉を目指して奥州を立った。

今回の大河の視聴動機の一つに、菅田将暉が演る義経を見たい、というのがあるわけだが、前回、鎌倉を目指す旅の途中で見せた義経の想定外な性格について、書き留めておこう。

狩りをしてウサギを仕留めたと思った義経だが、別の野武士が自分が仕留めたと言ってくる。そこで義経は、双方矢を放って遠くに飛んだほうが獲物を得ることを提案。同時に矢を放ったと思いきや、義経は放たず、なぜ放たぬと、こちらを向いた相手の胸に至近距離で矢を放った。

「御曹司なら勝てたでしょう」という弁慶(佳久創)をしり目に「無理、無理」と言って獲物を手に満足げな表情。その前後でも、富士を見れば登ってみたいと向かい、潮の香りがしたら、海が見たいと走って行く。とにかく従者は縦横無尽に奔放な義経に翻弄されながら従うしかない、そんな感じだ。

この男、ひたすら純粋に兄を慕って鎌倉を目指しているように見えるが、そのあどけなさが残る顔の下に、底知れぬ冷徹、計算高さを持った男なのだろうか。

義経といえば、牛若丸、鞍馬山での修行、弁慶との主従関係、そして兄頼朝に追討された悲劇のヒーローというのがキーワードとして出てくるわけだけれど、どうもこれまでのイメージを払拭するような、三谷幸喜が創り、菅田将暉が仕掛けてくる義経が見られそうだ。

特に、先ほどのワードの中にない、権謀術数家の側面、ここ、つい忘れがちなのだけれど彼は源平合戦の大功労者の一人なのだ。
あまり詳しくないのでWikipediaで義経を調べてみた。すると彼の転戦を重ねた戦記だけでも十分一つのお話ができそうな、壮大なものだ。三谷幸喜がどこまで奇襲を得意とした彼の勝ち戦の数々を描くが不明だけれど、血が沸き立つような激しく痛快なシーンが今から想像される。(もちろん、いい意味で裏切られるかもしれないが)

菅田将暉劇場を楽しみにしている。(あれっ、主役は小栗旬の北条義時だからね)

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