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はやし蜜豆の犬も歩けば棒に当たる、

好きな俳優の作品を集中して観るのが好き。その記録や映画の感想、日常気になる現象をぼそぼそ綴っていきます。

「鎌倉殿の13人」-9:まさか、大河ドラマで!

まさか、大河ドラマで同性への恋心に苦しむ将軍を見ることになるとは思わなかった。

歌人であり、歌集を編んだことで有名な、鎌倉三代将軍、源実朝(柿澤勇人)は実子がおらず、若くして将軍となり若くしてその生を終えている。


和歌を愛した繊細な心を持つ将軍が、恋心を詠んだ歌を贈った相手とはー。
恋心どころか、常日頃より鈍感を妻に指摘されがちな、北条義時(小栗旬)の息子、北条泰時(坂口健太郎)だった。
相手が悪すぎた。全く歌の意味を解せず、贈る相手を間違っています、と丁重に返しやがった。
その時の、実朝の静かな笑みと、後ろ姿が何とも切なかった。かつて「おっさんずラブ」で見た、牧凌太(林遣都)の顔を思い出してしまいましたー(TT)

私にとって、柿澤勇人という俳優は「真犯人フラグ」が初見だった。ミステリー作品で見たその時は、限りなく黒にも見えるし、ただの軽薄なお調子者にも見える、最期までどっちつかずの情けない感じの青年役だった。
今回も”情けない”感じと言う点では、かなりかぶっているのだが、ゆーても将軍だ。品も思慮も具え、さらにそれに優しさと繊細さが加わり、悩み多きイケメン将軍である。優しさゆえ揺れる心や、鎌倉殿としての責任感など、複雑な心情を好演している。

実朝の本心は誠実で切なく、和歌のくだりや正妻に秘密を打ち明けたシーンは、とても美しいものだった。

 

ますますダーク&ヒール化していく、小栗・義時の悪人面もすっかりはまってきて、(たぶん次回からも)罪なき者がどんどん消えていく。

 

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