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はやし蜜豆の犬も歩けば棒に当たる、

好きな俳優の作品を集中して観るのが好き。その記録や映画の感想、日常気になる現象をぼそぼそ綴っていきます。

「Silent」-2 : 手話というコミュニケーション手法にちょっと惹かれた

「ろう者は、ストレートに思ったことや疑問を伝えます。」
以前の職場にあった手話サークルに何回か参加したことがあって、先生がそんなふうに教えてくれた。確かその時は、年齢を尋ねる表現を習った。一般的には女性に年齢を聞くのは躊躇するものだが、ろう者は迷わず女性にも年齢を聞きます、と言われた。(もちろん、100%ではないと思うけれど)

本作で夏帆が演じる奈々を見ていて、そのことを思い出した。

奈々は遠慮せず、突然現れた想(目黒蓮)の元カノの紬(川口春奈)に対面するし、想にも自分の感情を伝える。その真っすぐな様が逆に清々しい。

 

それにしても、8年前に「好きな人ができた」とだけ言って離れていった恋人、想(目黒蓮)と再会し、別れの原因もわかり、付き合っていた幼馴染の湊斗(鈴鹿央士)も身を引いたからと言って、簡単にヨリを戻せるものなのだろうか。

そして、それぞれ二人のことが好きな湊斗や奈々が、ものすごく物分かりのいい優しい人たちであるのも、そんな予定調和な!?と思ってしまう。でも、彼らの葛藤や嫉妬、相手を思う切なさが丁寧に描かれていること、何にもまして鈴鹿央士と夏帆の素晴らしい演技によって、この人たちならこうする、、ってすんなり受け入れられる。

 

第7話までの展開を見ていて、紬(川口春奈)の方は、以前のような彼としての想ではなく、大切な友達として、想の8年間に想いを馳せ、今の想を心配、見守るって感じなのかしら、、と思っていたのだけれど、ラストで「好き」であることを伝えた。

ろう者と聴者。その1点だけ、今は決定的に違う二人。

その1点と8年のブランクを埋めようと、おそるおそる手探りしながら距離を詰めようとする二人にドキドキする。どちらかが傷つけてしまうのではないかと。
大人になった2人が高校生の時よりも、お互いをより深く見つめ、分かり合う過程が今後楽しみだ。

手話って、お互い顔を見合わせて表情やゼスチャーでコミュニケーションするもの。横顔で人の話にうなづいたりしない。ましてスマホを操作しながら相槌したりしない。ちょっとした目の動きや口元を、無意識にしても見逃さず、分かり合おう、伝え合おうとする。人に何かを伝えるのに、手話っていいなと思った。あの時買った手話のハンドブックを久しぶりに開いてみようか。

 

次回は奈々の過去が、意外にも紬が通う手話教室の先生(風間俊介)とつながっていることが示唆された。風間俊介の過去の過ち(きっと過ち。最近の風間俊介は過ちを犯す役が多いのだ。偏見だけれど)が明かされるのかな。

 

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