大河ドラマ、いつから”ゲスト制”になったん??
第14回「金ヶ崎でどうする!」の阿月(伊東蒼)
第20回「岡崎クーデター」の大岡弥四郎(毎熊克哉)
そして今回、第21回の「長篠を救え!」の鳥居強右衛門(岡崎体育)
その回の主役となる俳優たちの奮闘が、フィーチャーされている役どころと相まって、まさに1年に及ぶ大河ドラマに爪痕を残して、そして散っていく。大岡弥四郎の毎熊克哉も良かったし、強右衛門の岡崎体育には思わず泣いてしまった。
そのほかにも、お葉(北香那)やお万(松井玲奈)もいたが、彼女たちの回は、テーマがとても現代的で(LGBTQや女性の在り方を問うなど)、印象に残ったのも事実だ。
大河ドラマは、主役および主な登場人物以外、前半、後半の登場人物、俳優が入れ替わっていくことが多いけれど、本作は歴史上これまで語られなかったような人物が登場し、太く濃くその人物像が語られてなかなか面白い。
そして、家康(松本潤)の周りを、激烈に鮮やかに通り過ぎていくその人物たちが残していくのは、戦国の世の中で市井の人や女性や家臣である男たちの真の声。
いつもいつも絶対絶命の危機に遭い「どうする?」と迷ってばかりの殿=家康。無駄に死ぬこともなく慎重に慎重に事を進め、戦国時代を終わらせた人には、信長や秀吉といった強烈キャラの影響だけでなく、そういった人々の声もきっと体に沁みこんでいるに違いない。
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