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はやし蜜豆の犬も歩けば棒に当たる、

好きな俳優の作品を集中して観るのが好き。その記録や映画の感想、日常気になる現象をぼそぼそ綴っていきます。

「光る君へ」- 5:まひろ(紫式部=平安女子)が結婚を決めたことに思ったこと

「私も結婚というものをしてみたいし、子どもも生んでみたい」(現代語になってます)

恋焦がれすぎて、嫉妬や会えない寂しさで苦しむ相手(道長=柄本佑)より、気心の知れた”親戚の叔父さん”みたいな、宣孝(佐々木蔵之介)の妻になる決心をしたまひろ(吉高由里子)。父親が長く官職に就けなかったこともあり、彼女を妻にしようとする男性が現れなかったまひろの大英断だ。それにしても、幼い頃から父の友人として知っている宣孝の妻になろうと思う割り切りの良さは、さすが吉高が演じる紫式部だわ、と思ってしまった。

宣孝とまひろ。頭のよい二人の掛け合いはなかなか楽しいシーンだし、お互い悪態をつきながらもそれを楽しんでいる様子も伏線にあった。当時の男性貴族の好色ぶりも、まひろが都に戻った歓迎の宴で念押しのように見せつけられた。その様子を見た弟の惟規=高杉真宙のへっ???という表情が何ともいえず面白かった。
スケベおやじだけど、頭の良さと人の良さがわかる宣孝、いやらしさを感じさせない佐々木蔵之介の上手さに脱帽。

 

さて、冒頭に書いたまひろの台詞を聞いた後、ふと日本が出生率最低を更新したニュースを思い出したことに触れる。
時代が違えば背景も道徳も違うので、平安女子と比べて現代若者の結婚観について、しかも私の想像=偏見で考えても仕方ないけれど、伴侶を持つこと、子どもを持つことをもう少し気軽に、楽観的に考えれば出生率も上がらないかしらと思ったのだ。
まひろの図太さと、知らないことを知りたいと思う好奇心(まひろにとっては結婚、出産・子育ても興味の対象だと思う)、他人と生活してみる勇気があれば、いろいろ考えて結婚を躊躇しているより、えいっと結婚するカップルがもう少し増えないだろうか。

もちろん、まひろの選択には、財力のある男の妻になることで実家の経済的安定につながるという打算もあっただろう。翻って現代の結婚や子育てが男女の人生にどれだけ負荷と考えられているか、私自身も身をもって体験してはいるのだけれど。(でも、ゆーて楽しいこともたくさんあるよ)

 

さて、次回から越後での冒険(+ちょっとしたアバンチュール?!)を終えたまひろと宣孝の結婚生活が始まるわけだが、都は相次いで天災に見舞われ、国政を担う道長のほうは大変なことになりそうだ。どろどろの政略平安絵巻再び!
予告で垣間見た、まひろと宣孝の夫婦漫才にも拍車がかかりそうで、そちらも楽しみ。

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