3時間近くあるインド映画。本作も170分。「RRR」と一緒に録画したが、なかなか観始める気にならず、やっと最近観た。
観終わって、インターミッションもしっかり表示されるインド映画は、日本で言うところの2話連続スペシャルドラマを観るつもりで臨めば気軽に鑑賞できると気がついた。「RRR」もその勢いでそのうち観よう。
さて本作。今から10年以上も前の作品なのだが、予想以上に面白かった!
良くできた脚本で、そんなにうまくいくか?と思うフシもあるが、邦題「きっとうまくいく」だからね。ご都合主義はこの際OKにしよう。
インドの難関工科大学を舞台に、寮の同室となったランチョー(アーミル・カーン)、ファルハーン(R・マドハヴァン)、ラージュー(シャルマン・ジョーシー)の3人の若者の話だが、友情はもちろんのこと、ロマンス、インドの教育問題、若者の自殺の問題など、実に盛沢山だ。それらのエピソードが次から次へと展開され、もちろんその中に、笑いあり、涙あり。170分があっという間だった。(と言ってもインターミッションできっちり休憩したけれどね)
成績優秀で自由奔放なランチョーに首席を取られ、ランチョーをライバル視しているチャトル(オミ・ヴァイディア)をからかうシーンでは、本当に声を出して笑ってしまった。
昨今、IT系の部署によくいるインドの人たちのお国事情や家族関係なども垣間見え、なんら日本と変わらないと思うところ多々。そして映画を通じて知ることとなる異国の文化。(結婚式の様子が2回ほど出てきて興味深かった)
いやあ、絶賛おススメの映画です。楽しかった!
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