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はやし蜜豆の犬も歩けば棒に当たる、

好きな俳優の作品を集中して観るのが好き。その記録や映画の感想、日常気になる現象をぼそぼそ綴っていきます。

「海のはじまり」- 4:津野くーーん!!!

やっと津野くん(池松壮亮)と水季(古川琴音)の関係性が鮮やかに描かれた。鮮やかに、、津野くんの片思い。津野くんが人のいいふりして、好きな人の苦境をサポートし、好きな人の娘を可愛がる様子がいじらしい。(実際に心から可愛がっていた)水季も津野の好意に甘えて、津野は思いは叶わないと分かっていて、7年も!7年も、ずっと二人に寄り添ったのだ。

もー、海(泉谷星奈)のとーちゃんじゃん、津野くん。

そこまで尽くしてきたのに(見返りは求めていないにしても)、水季の遺品を片付けるのを手伝おうとしたら、水季の母親(大竹しのぶ)に「家族でやるから」とぴしゃり。

水季がなくなったとたん、可愛がっていた海にも会えなくなった。そして突然現れた、海の父親、夏(目黒蓮)。そしてその彼女が、まるで海の両親のようにふるまおうと努力している・・。

津野くん、悔しい・・・。辛い。そして同時に自然と、夏の恋人、弥生(有村架純)の心情が、自分の心の鏡に映る。

弥生は、亡くなった恋人との子どもの父親になろうとする夏に寄り添い、自分も母親になれないかと思っている。自分が堕胎した経験と後悔もあるからだが、現実は生易しいものではないことを、夏の母親(西田尚美)に言い聞かされた。
夏は、海との時間ファーストになってきていて、海のこと、海が過ごした水季との時間に思いをはせることが多いが、それは弥生にとっては自分の存在が夏の中でどんどん小さくなっていく感じ。弥生の心持ちを考えると、ホントきついなあと思ってしまう。

津野は、そんな弥生の今と今後を、まるで見通すかのような発言をする。
津野、どこまでも弱い立場の人を放っておけなくて、おせっかいなやつ・・。


回想された津野と水季の7年の月日で、津野がどれだけ水季を愛していたかが痛いほどわかった。惚れた女にとことん尽くしてしまう、ついでにその周りにも結局手を差し伸べてしまう。一見そこらへんにいる地味なお兄ちゃんみたいな風貌だけれど、津野君最高だな。そして最高に悲しい役回りだな。

次回はずっと”受け”、とにかく受けに徹していた夏が、自らの思いを吐く??

 

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