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はやし蜜豆の犬も歩けば棒に当たる、

好きな俳優の作品を集中して観るのが好き。その記録や映画の感想、日常気になる現象をぼそぼそ綴っていきます。

「キングダム 大将軍の帰還」:王毅(大沢たかお)を観に映画館へ

開始早々、いきなりの死闘。
前回、趙軍との戦いで見事、趙の副将(片岡愛之助)を倒した信(山﨑賢人)ら飛信隊の前に現れた武神、龐煖(ほうけん:吉川晃司)。圧倒的な強さで、暗殺集団の里で育った瘣羌(きょうかい:清野菜名)でさえなす術がなく、ド根性で果敢に挑んだ信もその強烈な一撃により血を吐いて倒れてしまう。

這う這うの体で逃げる信たち。
実は全体を通して泣けたのはこの逃避行で、信を背負って逃げる尾到(三浦貴大)と尾平(岡山天音)兄弟のシーンだった。信を生き伸びさせるために、囮となって道を分けた尾平と、自らも傷を負いながら信を背負い歩き続けた尾到。くぅぅっ。
3人は同じ貧しい村の出身で、幼い時から大将軍になると大ぼらを吹く信をバカにしていた尾兄弟だったが、強くなって百人隊長となった信を誇りに思い戦を共にしてきたのだ。短く大げさなシーンではなかったけれど、三浦貴大の静かな演技が沁みた。

さて、シリーズ4作目と本作。副題にある通り、大将軍、王毅(大沢たかお)が主役だった。作り上げてた体に反したおねえ言葉や腹心の部下、騰(とう:要潤)とのやり取りも面白く、本シリーズを欠かさず観ている理由は大沢・王毅の存在が大きい。しかし今回初めて、不適な笑みを浮かべ敵に向かう王毅の顔が浅田真央に見えてしまい、思わず吹きそうになった。浅田真央の残像をかき消して、戦場で指揮を執る大将軍の威厳、過去のささやかなロマンス、秦王、嬴政(えいせい:吉沢亮)への進言など、ひたすら男気のある大沢・王毅を堪能した。

それにしても、吉川晃司の龐煖が戦う様が、NHKの「精霊の守り人」ジグロとかぶって仕方なかった。とにかくつえー。

また、秦の六大将軍の一人で、王毅を慕っていた摎(きょう:新木優子)が、きっちりハマっていたなあ。美しく意志の強い摎にぴったりだった。

今回も、戦場シーンが多い中、王宮の秦王嬴政役の吉沢亮に大きな動き(action)はなく、彼の生の手を見ることすらなかった。ほとんど直立して表情の演技が主だった。
相変わらずめちゃくちゃはハードなアクションメインの俳優と、王宮の静かなところで会話メインの俳優との差が激しい。
バトルシーンではワイヤーアクションもたくさん使われているようだし、山﨑賢人や清野菜名の若手をはじめ、吉川晃司、大沢たかおもすげーなーと、時々振り下ろされた剣を一緒によけながら(映画館でね)、手に汗握って楽しんだ。

欲を言えば王毅の腹心、騰の活躍をもっと観たかった。騰が敵軍に切り込み隊長として駆け上がっていく様はカッコ良かったけれど、それよりももっとしゃべる騰・要潤を観たかった。なぜなら、個人的には本作の中では戦うイケメンとして1番カッコよく見えたから。

 

こちらは、オマケの「精霊の守り人」の感想。ジグロ(吉川晃司)についても語っています。

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