人に迎合することなく自分の意志をしっかり持った女性、水季(古川琴音)が、相手(夏=目黒蓮)のことを考えて考えて、自分一人で夏との子どもを生み、育てるという決断。
シングルマザーとして奮闘した時期に出会った同僚、津野(池松壮亮)と惹かれあうも、自分の中で娘(海=泉谷星奈)が2番目になってしまうのが怖くて、また、夏のことを思い出す自分も嫌で、津野との関係を同僚のままと決めた。
彼女のそうした決断は、彼女が亡くなったあと残された海だけでなく、夏や夏の恋人、弥生(有村架純)に大きく影響することになる。
水季の葬式で海の存在を知り、戸惑いながらも海と海の祖父母との関係を作ろうと努力する夏。子ども好きな弥生も最初はショックだったが、母親のまねごとを楽しむ大人のふりをした・・。しかし、ついに自分の中の矛盾した感情に気持ちがついていかず戸惑う日々だった。そして決めては、ここでも水季の”夏の彼女へ”宛てた手紙だった。
手紙には、人の幸せを考えるより、少しずるしてでも自分の幸せを考えるようとあった。
その結果ーー。夏と海父子ではなく、自分を選択した。
そして、そう告げられた夏も、弥生ではなく海を選んだ。
二人の選択は、お互いを愛しているだけにあまりにむごく辛いものだった。
水季さん、あなた、全員不幸にしてます(津野くんも)・・・。思わずそう呟いてしまった。もちろん、彼女が悪いわけではないのだけれど。
大号泣で幕を閉じた9話に続き、本作は12話まであるらしい。(ネット記事のどこかで見たきがする、間違いだったらすみません)
大人たちの決断に翻弄されるのは、実は選択権がないと思われている子ども。
しかし、水季は亡くなる前に母親(大竹しのぶ)に「海に選ばせて」と遺言した。
海ちゃんの選択はいかに・・?
なんとか、ハッピーエンドにしてほしいな。
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