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はやし蜜豆の犬も歩けば棒に当たる、

好きな俳優の作品を集中して観るのが好き。その記録や映画の感想、日常気になる現象をぼそぼそ綴っていきます。

「キャスター」-3:ゲスト俳優の演技に、思わず感情移入

2週にわたって描かれた臓器売買の黒幕を追い詰める話だが、どうしもヒロイン、崎久保(永野芽衣)の行動に1ミリも共感できず、眉をひそめながら展開を見守ることとなった。

子どもを助けたいという母親(中村アン)の思いはわかるし、それゆえの間違った判断・行動は仕方ないのかなあと思うが、彼女と同じように行動した自分の母、手術直前に進藤(阿部寛)にスクープされたことで亡くなってしまった姉を持つ崎久保が、臓器売買の違法性や無謀であることを誰よりもわかっているべきではないか。
臓器を提供する側のことが全くイメージされていないことに愕然とする。

「NEWS GATE」という報道番組内で、記者の立場の崎久保とキャスター進藤が対峙し、もやは放送事故みたいなやりとりになっているのもびっくり。リアルならネットで炎上必至のはず。崎久保の番組スタッフとしての責任問題に対しても、チーム、会社揃って甘いのにもほんとかよ!とツッコみたくなる。

まあ、ドラマですからね。そんなにやいやい言わなくてもいいんですけど。

 

それでもジーンときたのは、崎久保が逮捕された自分の父親(山中崇)に、報道人としてカメラを向けたシーン。それをやらせた進藤、オニか!と思ったけれど山中崇の表情にぐっときたかも。

そして、崎久保のエキセントリックな母親役を演じている黒沢あすか。この人が画面にでるとシーンにリアリティと重さが出る。優しい笑顔も、子どもを救おうとするオニの形相も彼女ならではの迫力。いつも見応えがある。

 

いよいよ次回から最終章に突入する。進藤が自分の父親の無念(きっとそうだと思っている)を晴らすことができるのか、妻子と和解することができるのか、静観しよう。

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