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はやし蜜豆の犬も歩けば棒に当たる、

好きな俳優の作品を集中して観るのが好き。その記録や映画の感想、日常気になる現象をぼそぼそ綴っていきます。

韓国旅行に行ってきた - 2:人生に旅が必要な理由が少しわかった気がした

果たして、3泊4日の娘との外国旅行はどうだったか。

コロナ禍黎明期(?)の2020年の初めに娘と行こうと計画していた海外旅行のリベンジ旅行だったわけだが、今回は行くと決めてから旅の目的を考えた。
韓国コスメが日本にもたくさん入っている時代、そろそろ買わなければと思っていた化粧品のいくつかを調達する。夏のワードロープとなるボトムスを買う。どちらも質のいいものを買うことと定めた。
娘は美容関係とカフェ巡りが目的だったので、もちろん韓国トレンドのカフェには同行した。

化粧品は明洞にあるお店で、日本語でセールストークをまくし立てる店長から買った。商魂たくましい店長とのやり取りが楽しく、目的の一つを達成したことも嬉しかった。

明洞にはロッテ百貨店があったので、服を見てみようと入ってみた。ハイブランドをそろえたフロアは、男性ショップ店員が韓流アイドルなみの高身長と頭の小ささで、いっそう近寄りがたかった。当たり前だが百貨店なので、想定したより高めのお洋服ばかり・・。しかし、ある店でブランドもののジーンズを見つけた。ちょっとした刺繍やシルエットがカワイイ。何より試着したらサイズがぴったりだった。ジーンズにしては高額だけれど、ここは旅の勢い、ひとめぼれしたこともあり即決購入。使えそうだし気に入ったものに出会えて良かった。

カフェは、娘が事前にチェックしていたところに行き、ボリュームと美味しさ、”映え”も満点。初日に行ったARTIST BAKERYの、チーズとハムの塩パンが一番美味しかったかも。
韓国に行ったのに、焼き肉は食べなかった。カフェでもお粥屋でも屋台でも、とにかく量が多いのだ。おしゃれなお店は値段もそこそこ高かったけれど、それを凌駕する量がどーんとくる。娘も私も食べきれないことに気がついた。娘が焼き肉に全然興味がないことがわかり、私もあっさり諦めたというわけ。

 

3泊4日、成人した子供とずっと行動を共にするのは、なかなかの修行であることに気づいた。食の嗜好も微妙に違えば、行きたいところもカフェ以外は違った。3日目はもともと別々に行動をする予定だったが、私としてはこの日が1番気ままで楽しく過ごせた。それまで韓国のタクシーアプリをうまく使えなくて娘に頼っていたが、1人で行動したその日は地下鉄アプリを駆使してタクシーは使わなかった。駅を降りてからも、韓国の地図アプリで目的地へ。入った食堂で、ATMでの発注がうまくできなかったりしたけれど、「アンニョンハセヨ」の声がけの次は英語が通じた。ちなみにホテルのあった明洞は日本語が通じて無問題だった。

時々、食べ物でものすごく迷い即決できない私と、何でも即決タイプの娘。たぶん彼女は私の優柔不断にイライラしただろうし、私は付き合ってくれない娘を冷たいと感じたりした。3日目の別行動が物語る、私たちは一人で行動するほうが気楽みたいだった。

最後に、娘の韓国語力が想像以上だった。ハングルで日記を書くまでになっていたものなあ。勉強嫌いだと思っていた娘だが、目的があるなら勉強も続くんだーー。
また、韓国の旅行者用アプリの使い方も私に比べて格段に理解が速かった。(韓国のデジタライズされた社会は旅行者にとってもとても便利だった)
デジタルネイティブ世代。
ワープロ→パソコン→ポケベル→ケータイ→スマホ、、、ステップをいちいち踏んできた我ら世代とは違った。私にとっては若い人のほうが先生だと、仕事でよく感じることだけれど、この旅行で娘にも感じたことだ。

韓国に娘を連れてきたと思っていたけれど、実は連れて来られたんだなあと旅の終わりにはそう感じていた。

最終日、二人で一緒に撮った写真がないことに気がつき、街角にあったプリクラに入った。マシンの前ではなく、マシンの横の部屋で撮影することを知らず、横の部屋からパシャパシャ聞こえるシャッター音に慌てて部屋に入ったので撮れた写真はさんざんだったけれど、帰国後、私はその唯一二人で写ったプリクラシートをフレームに入れて飾った。娘が、額に入れるようなものじゃない。。と言ったけれど、「二人で旅行に行くなんて、今後あるかどうかわからないから」と答えた。

 

※写真は、ARTIST BAKERYのものではありません。3枚目は和菓子のお店。1個1個が日本の練り切りの1.5倍くらいの大きさです。やや派手目(笑)


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