藤井風の楽曲やMVには、頻繁に「死」のイメージが登場する。
デビューしたての頃の「帰ろう」から始まり、「死ぬのがいいわ」ではリリックのなかに。
「花」という曲は、"枯れていく~"で始まるし、「満ちていく」では本人の遺影。
今回のアルバムでは、1曲目が「Casket (棺) Girl」。
そう考えていると「Hachiko」だって、辛抱強く主人を待ち続けたハチ公に対し、神様がもういいよ、好きなところにつれていくよ=ハチ公の死、ともとれてきた。MV を見るとちょっと違うけど…。ハチ公が象徴するのは、もがく自分自身?
Spotify のインタビューで、アルバムの構成として、前半は苦悩して弱音をはく自分の存在があり、それに対して負けるなと鼓舞する楽曲になっていて「Prema」で"あなたも私も神そのもの"と歌い上げ、ある種悟りの境地へ。そこを経て、後半は、本人のサックス演奏が入ったレクイエムのような「Ain't Over」で人生再開。
闘いの末傷ついたとしても大丈夫、癒しはあなた自身の中にある(「You」)
そして何かを得たとしても、執着することなく手放そう(「Okay, Goodbye」)
最後は、"毎日が誕生日"、いつまでも若い気持ちをもってより高いところを目指そう(「Forever Youg」)
まるでこのアルバム全体が人生を謳った叙情詩のようではないか!
そして、度々登場する「死」は、遠ざけたり恐ろしく思うものではなく、亡くなったものがずっと自分に寄り添い続けている、ありきたりの表現をすると、心の中にい続けるということらしい。(インタビューでも言っていた)
まあまあ人生を生きてきて、終盤に入りつつある私のような者には、身に起こるイベント、それに伴う感情のほぼ全てにおいて、彼の楽曲が優しく寄り添ってくる理由がわかったような気がした。
ブログタイトルに「死ぬる」と書いたのは、亡くなった祖母が「死ぬ」ことを「死ぬる」と言っていたのを急に思い出したから。祖母は岡山の人。藤井風も岡山弁で「死ぬる」と言っていそうな気がする(妄想です)
「Hachiko」のMV
おまけ:以前書いた「藤井風と神様」についてのブログ
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