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はやし蜜豆の犬も歩けば棒に当たる、

好きな俳優の作品を集中して観るのが好き。その記録や映画の感想、日常気になる現象をぼそぼそ綴っていきます。

「憶えのない殺人」:認知症について改めて考えさせられた”ミステリー”

25年間、町の駐在さんとして慕われた元警官、佐治(小林薫)が、殺人事件の容疑者としてマークされてしまう。
夜、本人が覚えていないコンビニへの外出(徘徊と言われがち)姿が防犯カメラに写っていたこと。殺された男は地下アイドルのストーカーをしていて、佐治は現役警察官時代からその男に強い憤りをもっていたことが疑われた原因だった。
担当刑事の北嶺(尾野真千子)は、佐治に事情を聴いて行くうちに彼が認知症であることに気づく。凶器の灰皿から佐治の指紋を検出した後は、認知症の元警官が、義憤から男を殺し、殺したことを完全に忘れていると決めつけ、佐治をおい詰めていくのだが・・。

本当にこの善良の塊のような元駐在さんが人を殺したのか?

物語は、記憶がまだらになっている佐治の目線で進み、どの記憶が真実でどの記憶が妄想かわからず、ミステリーが深まる。

顛末は書かないけれど、本作を見終わってひとつほっとしたことがある。

認知症を必要以上に恐れることはない。

認知症になったからといって、全てがわからなくなるわけではない。
周りの接し方や対処で、認知症の人が全人格が変わるわけではないということ。
認知症の人でも、善悪の区別はできるし、行動には理由があると、担当医の樽崎(橋本じゅん)も言っていた。(個人差はあると思うけど)

町の人に笑顔で接し、人助けに一生懸命だった佐治の性根は、たとえ認知症になっても変わることはなかったのだと思う。
認知症になっても変わらなかった、実直そのものの佐治の笑顔、不安と狼狽の老人の表情、魅力的な佐治という人物を小林薫が見事に体現した。

 

私は両親とも認知症。そして間もなく14歳になる飼い犬も認知症が疑われる。
いずれ自分も・・・他人事ではない、認知症に関する番組やドラマはつい見てしまう。
”ボケ”から”認知症”へ、病気の呼び名も変わり、認知症への理解も以前よりは深まり、同時に認知症の人に対する視線もやわらかくなってきていると思う。
知ること、理解することが最も大切。少し飛躍するけれど、障がいやほかの病気についても同じだと思う。私もそうなったとき、絶望するだけではなく、病気と仲良く付き合っていく、前を向いて生きる自分になりたい。
そう思わせてくれたドラマだった。

 

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