中学時代、となりの中学の不良からいじめを受けていたキンポー=菊原(津田健次郎)の過去と現在を描いた前回は心に染みた。
いじめっ子=佃(東根作寿英)は更生して、介護施設を営む立派な大人になっていた。
ユン=吉井(反町隆史)、チェン=藤巻(大森南朋)とキンポーの3人で、中学時代の映画部顧問だった宮下先生=マチルダの失踪の謎を追う中、手掛かりになりそうな人物を訪ねる過程で、佃にもコンタクトしたわけだが・・・。
キンポーは母親(高橋恵子)の後を継いで床屋を営んでいるが、本当は漫画家になりたかった。母親との暮らしを優先して、手堅い床屋の道を選んだと前半は回想していたが、イジメられた当時のことを思い出すことで、自分自身が床屋の道を選択したことを思いだす。
そして、大人になって、当時のひどい所業を心から謝罪し、キンポーの認知症の母親を施設で受け入れると申し出た佃に対して、受けたイジメを許すことはできないと言い、きっぱりと断った。
イジメた側とイジメられた側では、事の重みが全く違うということを改めて考えさせられるし、受けた側の心の傷は一生消えない。おとなしいキンポーの静かな怒りが胸にずっしりと伝わったシーンだった。
さて、マチルダ失踪の謎が解ける気配は一向にないが、3人が過去の記憶をたどりながら、自分自身を見つめなおす展開になってきた。ミステリーの様相はあまりなくなってきたけれど、生活のためと、経験ではぐらかしてきた、”本当の自分探し”をする大人には、胸に応えるものがある。
テーマ曲のBialystocksの「Everyday」がその感情をさらに揺さぶる。
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