それまでの木村拓哉のイメージを一新したハマり役、警察学校の教官、風間公親。
訳アリ生徒たちの「退校届」をかけた風間との死闘が再び展開される。
緊迫感を煽る劇伴。教室、廊下、寮の部屋、全編を通してブルーグレーの画面。キムタクほか、出演(若手)俳優の熱量は十分伝わってくるが、とにかく暗い。画も話も暗い。
2部作の1部(Reunion)はNetflixで配信、2部(Requiem)は劇場公開と聞いた時点で、今回は見なくていか、と思ったのだが、Requiemに我が押し林遣都が出演していると知り、ディスっている場合ではない、と慌ててフジテレビで放送したReunion(家人が録画していた!)を見た。
そうしたら、何と!Reunionにも後半、2回登場した平田(林遣都)=最初のスペシャルドラマの前編で、1番最初に退校届けを出し学校を去ったヤバいヤツ。
青白い顔に髭剃りの跡を感じさせる、爽やかさとは真逆の風貌は相変わらず。しかもラストシーンで、風間を執拗に狙う十崎(森山未來)の妹、紗羅(趣里)を拉致した?男として顔を見せ、視聴者をゾワっとさせた。我が押しながら、不気味で怖かった。
断っておくが、本作、旬の若手俳優を多数起用しているが、その俳優を絶対カッコ良くは撮ってくれない。今回の佐藤勝利しかり。「教場Ⅱ」の目黒蓮とて陰気な男だった。女性も同様。制服と短髪のせいで、誰もが地味で陰気に見える。決して林遣都だけではないのだ。まあ、そこはどうでもいいか。
Reunionでは、これまでの風間の生徒たちも結集して、十崎の行方を追っていることがわかった。染谷将太や白石麻衣を見て、あれ、どういうキャラだっけ?と記憶を総動員。過去のブログを読むことではっきり思い出した。過去の「教場」に関する投稿が我ながら辛口でオモロイのでよろしければどうぞ。(文末に添付)
最期にReunionの感想。
一番ぐっと来たのは、金子大地演じる笠原が抱えていた真実。
本当にゾワっとキモかったのは、優等生の元カノを追って学校に入った石黒(浦上晟周)のストーカーぶり。
印象に残ったのは、最初から格闘技に自信があることをアピールしまくっていた若槻(中村蒼)。昨年の大河ドラマ「べらぼう」で蔦重のノー天気な兄貴分を好演していた中村が全然違うキャラを演じるのが興味深かった。最後の方で教場を去ったが、彼が犯した2つ目の間違いって何だった?
それぞれの問題ある生徒にスポットを当ててオムニバスをつないでいく本作だが、記録写真係の門田を演じた綱啓永。ストーリーテラーの役割も担っており、彼が出始めたころのドラマ「君の花になる」を見ていた私としては、成長したなあと、親目線で感慨深かった。
「Requiem」を劇場で観るのが楽しみになってきた。
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過去の「教場」シリーズの感想です。☟
