6話、庭師の師匠と弟子のシーン。チェロの深い音で奏でられるしっとりしたテーマ曲が全身に染みこみ、染み出て、温かいものが頬を伝う。
師匠は美山清兵衛(石橋蓮司)、弟子は若林ケント幸太郎(林遣都)。
イギリスにガーデニングの修行に行っていた幸太郎を呼び戻し、自分の跡目、16代美山清兵衛を継ぐよう師匠が言い渡したことを回想するシーンだった。
二人の再会、これまでの厳しい指導など、過去を織り交ぜ、幸太郎の顔を見て「ええ顔になったな」と言った清兵衛の言葉がすとんと腑に落ちる。そこにいる幸太郎は、4年前、仕事や恋人に悩みながらわちゃわちゃやっていたその人とは全く違う佇まいだった。それは、役名:若林ケント幸太郎に自分の名前を入れてもらっている、俳優、林遣都そのもののような気がして、デビュー作からほとんど見てきている私としては、感慨深いものがあった。
先日、ブログに書いたけれど「教場」の平田で見せる、自信がなくどこか不気味な表情の遣都も、本作で見せる成長した庭師、職人の顔を見せる遣都も、俳優、林遣都の”仕事”をウォッチしている者としては見ていてとても見応えがある。
本作の6話を見た後、上機嫌になってしまい、以後、ずっとあの阿部海太郎のチェロの曲が翌朝まで頭の中を回っていた。
次回予告で、鋭二(毎熊克哉)が登場する。彼と彼の師匠、タエさん(江波杏子)との別れの時にずっと寄り添っていたのもあのチェロの音だったなあ。
イギリスに残した釉子(吉岡里帆)と幸太郎はどうなるのか。
いや、本シリーズの本筋、老舗和菓子屋、久楽屋の暖簾を守ろうと画策している娘の三八子(常盤貴子)の奮闘がどう功を成すのかも気になるところ。
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