かつて強豪だったが現在は精彩を欠いたチームが、新しい指導者を得て再生していく物語―。
一言で言ってしまえばそうだろうが、本作は車いすラグビーというパラアスリートたちが活躍し、新しい指導者もよくある素人どころか、想像にも及ばない宇宙物理学者。
車いすラグビーと宇宙物理学者・・・ちょっとかけ離れ過ぎて設定に無理があるのではないかと思ったけれど、ADHDっぽい天才物理学者をやり過ぎず、やらなさ過ぎずいい塩梅で堤真一が演じていて、そこはテッパンの演技、安心して見ていられる。
さまざまな挫折の過去を背負った選手たちに、山田裕貴、細田佳央太、本田響矢、円井わんなど。彼らの車いすラグビー選手としての練習量と熱量は、こちらの期待をはるかに超えており今からワクワクする。
本筋自体こそ、感動的なスポーツ・ヒューマンドラマの王道をいくと思うのだけれど、車いすラグビーチーム「ブレイズブルズ」と関わる登場人物すべてが何等かの問題を抱えている模様。彼らが車いすラグビーを通じて、人と人とが心でぶつかり合い分かり合い、自らの殻を破っていく過程が見どころだろう。だって日曜劇場だもの、そのあたりはとても丁寧に描き、小さな伏線をすべてきちんと回収し、感動の琴線をバンバン鳴らしてくれることだろう。
車いすラグビーがテーマであること、堤真一が見たいことが視聴動機だけれど、本田響矢の出演作をみるのが初めてなのでそちらも楽しみだ。どこから見てもイケメンだものね。
あとは円井わん。「ばけばけ」で主人公の友達役を好演していたけれど、ここでは茶髪になって気の強いアスリート根性全開。彼女の活躍も期待しています!
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