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はやし蜜豆の犬も歩けば棒に当たる、

好きな俳優の作品を集中して観るのが好き。その記録や映画の感想、日常気になる現象をぼそぼそ綴っていきます。

「田鎖ブラザーズ」-2:主題歌/「愛々」森山直太朗

真(岡田将生)と稔(染谷将太)の田鎖兄弟は過去しか見ていない。
両親が殺害され時効廃止の2日前に時効が成立してしまい、自分たちで犯人を捜そうと真は刑事、稔は検視官になり警察組織に身をおく。二人は日々起こる事件を追いかけながら、並行して両親殺害事件もひそかに追っている。

父親(和田正人)が働いていた工場長夫妻(長江英和・仙道敦子)や、事件に巻き込まれ兄弟の姉的存在になった晴子(井川遥)、中華屋のもっちゃん(山中崇)など、二人と長い関係の登場人物たち。
兄弟の脳裏にフラッシュバックされる過去の映像。
とにかく、31年前で兄弟の時は止まっている。

晴子が言っていたように、過去にとらわれて生き続けるより、未来に向かう道を二人が歩き出せることはないのだろうか。

4話では、父親が隠したと思われる拳銃を発見してしまう。
子煩悩なイメージだった父に、突然降ってきた犯罪の匂い。
31年前の事件を追うことで、父親に関する知らないほうがいい真実がさらされてしまうのではないか。

一見不真面目に見えるが刑事として鋭さを持つ真と、検視官として優秀な稔の兄弟の絆が試される。

二人が所轄で遭遇する事件は1話完結ではなく2話に分けて展開され、その分事件に絡む人間心理が丁寧に描かれ刑事ドラマとして見応えがある。
そして、ラストに流れる主題歌が二人の心の在り様を歌っているようでしっくり染みる。

子の主題歌、正直、最初に聞いた時は変な歌だなあと思ったのだが、何回かラストシーンで聴くうちに、森山直太朗だと気づいた。字余りみたいな、台詞みたいな歌詞が特徴的で印象深い。
刑事ドラマで次の展開を示唆する緊迫した、あるいは殺伐としたラストシーンが多い中、二人の兄弟を優しく包む楽曲として、これまた素晴らしいと思った次第。

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