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はやし蜜豆の犬も歩けば棒に当たる、

好きな俳優の作品を集中して観るのが好き。その記録や映画の感想、日常気になる現象をぼそぼそ綴っていきます。

「アナと雪の女王2」

前作を娘と3D吹替・2D字幕と2回も観ていた。そしてメインソング「ありの~ままに~」は長きにわたって多くの日本国民(女子を中心として)の頭を回っていたはず。

今回のメインソング「In to the unknown・・・」は公開前から既に聴きすぎた感が否めないほど。この歌でメジャーデビューとなったシンデレラガール、中元みずきの歌唱力も話題になった。ついつい過剰に期待して映画館へ。

 

「In to the unknown」の歌声が表す通り、力強いエルサとアナ姉妹の冒険譚。(ちみにエルサ=松たか子の歌いあげる「In to the unknown」も素晴らしい!)

エルサがなぜ魔法の力を持って生まれたか、彼女にだけ聞こえる声を頼りに、霧に包まれた未知の森へと姉妹の冒険が始まった。もちろん、クリストフ(アナの恋人)とその相棒スヴェン(トナカイ)、オラフ(エルサがこしらえた動く雪だるま!)も一緒だ。

前作から続く魅力的な登人物の成長が見られ、姉妹の両親、さらには祖父の時代まで遡り精霊のいる森、その森の民との因縁や謎解きと、前作よりは複雑に物語は進行する。その合間に、クリストフの(アナへの)プロオーズ大作戦や、オラフのシーンでホッと一息つくのだけど、それよりも冒険譚の方に重きがおいてあり、ゆったり楽しくというよりはハラハラドキドキのアクション寄りに。

驚くのは、ピエール瀧に代わってのオラフ役の声優の武内駿輔の素晴らしいこと!前作のテイストをそのまま引き継ぎ、まるでピエール瀧が演っているといわれてもわからないくらいだが、時折オラフがボソッとつぶやいたりするときの低い美声で、ピエールではないことを思い知る。そして声色を使い分ける、声優の本領を発揮した演技に脱帽!もちろん歌もうまい。

また、神田沙也加のすばらしさも聴き逃せない。解けていくオラフを抱きしめるアナのシーンでは、不覚にも一緒に涙してしまった。声そのものが美しいのだけれど、声優としての演技も素晴らしいと思った。

 

全体的に霧の森や、ダムを壊しての水の波、海の中、と画面が暗い。前作が氷の城の水色の透明感と明るさがあっただけに、より映像が暗く感じられた。これ、3Dだったらもっと暗いのかしら。(たぶん3Dの良さが暗さの中でより発揮されるのだろうけど。)

エンドロールが3曲分あるほど長すぎるのには閉口した。ディズニースタジオのエグゼクティブメンバーや、人事部のメンバーの名前まで出す必要があるのか?と思ったけど、本作に関わっているんだよね、たぶん。エンドロールが終わるまで席を立たない、という律儀な身としては少々つらかったです。

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