アイスクリームってにおいするんだっけ? いつも私が仕事する部屋で爆睡している久喜だが、冷凍庫から出したばかりで蓋も開けていないアイスクリームに反応して、じっとこちらを見ている。微動だにせず見ている。 ふだん、仕事部屋ではおやつはもらえないの…
後半くらいから、清家(櫻井翔)を意のままに操る"ハヌッセン"は誰か、が謎解きの焦点となっていた。しかし、母親(高岡早紀)がもはやそれではないとわかってから、ハヌッセンは存在しないのではないかと思っていた。 果たしてーー、終盤の清家と道上(水川あさ…
なんだか、音楽室に掲げられている、かつらをつけた音楽家たちの一人のような名前だが、1995年にドイツのアッヘンバッハが、提唱した疾患概念だそうだ。はっきりした原因や治療はわかっていないらしい。 「手の指 突然 青あざ」とGoogle検索すると、2番目く…
人に迎合することなく自分の意志をしっかり持った女性、水季(古川琴音)が、相手(夏=目黒蓮)のことを考えて考えて、自分一人で夏との子どもを生み、育てるという決断。シングルマザーとして奮闘した時期に出会った同僚、津野(池松壮亮)と惹かれあうも…
アラン・ドロンの訃報に触れ、彼のファンの同僚から強く勧められ鑑賞。 本作でアラン・ドロンは一匹狼の殺し屋、ジェフを演じている。ほとんど表情を変えず、台詞も極端に少ない。トレンチコートに身を包み、ソフト帽をいつも同じ要領できちんとかぶる。清貧…
まんまと風チームにハメられた。彼らが望んだとおり、Feelin’Good!浄化され、昇華され、楽しかったーと終わって一人部屋で叫んだ。本当に心も体も軽くなっていた。 スタジアムの中央には緑の芝の上に置かれた1台のピアノ。2年前を誰もが思い出しただろう…
開始早々、いきなりの死闘。前回、趙軍との戦いで見事、趙の副将(片岡愛之助)を倒した信(山﨑賢人)ら飛信隊の前に現れた武神、龐煖(ほうけん:吉川晃司)。圧倒的な強さで、暗殺集団の里で育った瘣羌(きょうかい:清野菜名)でさえなす術がなく、ド根…
いよいよ明日だ。 2021年の無観客、雨の中、競技場の真ん中にポツンと置かれたピアノ1台。テレビの前で正座してみた、あの時のワンマンライブをまるで昨日のことのように思い出す。 チーム風、コロナ禍だったあの時のリベンジだな。 行きたかったけれど最初…
なんだか「世界のおきく」みたいなタイトルで申し訳ないのだが、先月駅のホームでパタンと倒れて顔を打ち付け、1ヶ月以上経つのにまだ左の頬骨が痛い件について。 一瞬意識がなくなり、何の防御もできずホームのコンクリートにぶつけたのだが、左肩、両手親…
田中圭続きで、録画していた本作を鑑賞。 一人の少女が大人になるまでを、血のつながらない母親が美貌と知恵と、持ち前の超ポジティブな行動力で育てあげる物語。原作が本屋大賞受賞とのことで、号泣必至らしいけれど….. 母親には石原さとみ。最初の子連れの…
やっと津野くん(池松壮亮)と水季(古川琴音)の関係性が鮮やかに描かれた。鮮やかに、、津野くんの片思い。津野くんが人のいいふりして、好きな人の苦境をサポートし、好きな人の娘を可愛がる様子がいじらしい。(実際に心から可愛がっていた)水季も津野…
”オートアサシノフェリア”ー誰かに殺されたいと願望する性的倒錯ーの男の苦悩と、彼が数年かけて計画した壮大の自分の殺人計画の遂行までを描いた作品。 タイトルと田中圭が高校教師役というだけで、教師と女子高生とのラブコメ?と勝手に思っていたが、全然…
今季の連ドラ「新宿野戦病院」が楽しくて、その前見ていた「季節のない街」「不適切にもほどがある」しかり。クドカンの脚本は結構好きなので、連ドラを全く見ていなかったけれど本シリーズ最新の映画「ゆとり・・インターナショナル」を見ることに。 まずナ…
オダギリジョーが中国映画に出演しているということで鑑賞。 日本の真珠湾攻撃12月8日にいたるまでの1週間、上海の外国人居留地で繰り広げられたスパイ大作戦の死闘が、モノクロで描かれる。 欧米側の女スパイ、ユー・ジン(コン・リー)は、表の顔である人…
宣孝が逝ってしまった―。 この人の優しさと知恵(要領の良さ)と豪快さに救われたのは、まひろ=紫式部(吉高由里子)一家だけではないと思う。視聴者の私も、主人公のまひろが不幸の方に向かいそうな時に必ず登場して、善き方向を指すこのおじさんの存在に…
前回(第5話)のヨーコ先生(小池栄子)はカッコ良かったねえ。亨(仲野太賀)が惚れるのも無理はない。小池栄子の英語と岡山弁の両刀使いもすっかり板につき、というかこちらの耳がすっかり慣れた。医師としての信念・豪胆さ、そして情深さに惚れ惚れする。…
その年の米国アカデミー賞主演女優、助演男優、助演女優を含む7冠受賞。授賞式で、主演女優のミシェル・ヨーと、助演男優賞のキー・ホイ・クァンの、それぞれ受賞時のハプニングが話題となったのも記憶に新しい。 コインランドリーを営むエヴリン(ミシェル…
亡くなった水季(古川琴音)がシングルマザーとして娘の海(泉谷星奈)を育てた6年間、水季の両親(大竹しのぶ・利重剛)よりも職場の同僚の津野(池松壮亮)たちが、母子をサポートしていたことがわかった。海が今でもずっと会いたがる”津野くん”は、海にと…
謎の女(高岡早紀)が、清家厚労相(櫻井翔)の元カノ(田辺桃子)の数十年後なのでは?と、とんちきな勘違いをしてしまった私。謎の女は清家の母親で、清家を操ろうとする第3の人物だった。清家を操ろうとする人、一人目は鈴木秘書(玉山鉄二)、二人目は前…
私の仕事する部屋で、いつも爆睡している久喜。 今日は昼食後、仕事に取り掛かった私にちょっかいを出し抱っこしろと言う。 PCに向かったまま膝の上にのせてあげたところ、ものすごい変な体勢なのにやはり睡魔には勝てずうとうとする久喜。この写真を撮った…
巨大Global企業、マクドナルドのCMが相変わらずブイブイいわせている。(個人の勝手な感想です) ジャニーズ問題が大きくなる前は、木村拓哉を惜しみなく使い、木村の後は堺雅人、引き続きの広瀬すず。夜マックでは妻夫木聡や伊藤紗莉もあったな。朝マックは…
以前勤めていた会社で、半年(もしくは1年?)ほどものすごく仲良くしてもらって、その後疎遠になった同僚がいた。先日、その彼女の訃報を聞いた。 私より1つ年上だったと記憶している。その会社で、彼女はたたき上げでキャリアを積み、私が入社した時には女…
舞台となる聖まごころ病院の院長(柄本明)と弟、啓三(生瀬勝久)の子供の頃の話、ヨウコ(小池栄子)の軍医時代の回想など、過去と現在を行ったり来たりで、集中して見ていないと大事な本筋を見逃してしまいそう・・。おさらいのため第3話は2回見てしまっ…
多くの映画賞で高評価、特に池松壮亮が助演男優賞をたくさん取っている本作。池松壮亮押しの割には、彼の出演作が結構多くて、しかもちょっと小難しくてあまり観ていない。本作もその一つだった。 母親(原田美枝子)が余命1週間と突然告げられた家族、父親…
毎週毎週、生心臓を見せられるのかと思うと少しげんなりする。 世界でただ一人しか成し得ない”ダイレクト・アナストモーシス”術を武器に、自分の思い通りに周囲と物事を動かそうとする天城雪彦。自分の術技を見せつけるために、医学会の会場ステージに手術室…
ああ、これは女3人の演技合戦、なんて複雑で繊細な演技が繰り広げられるのだろう。だから、3人の女の内の一人が大竹しのぶなんだー、と思った。 女3人とは、主演の目黒蓮(夏)を囲む女性3人。前述の大竹しのぶ(夏の死んだ元カノの母親)、有村架純(夏…
雨は降っていなかったが、梅雨らしい湿度の高い日。父が車のクーラーをつけていて、ほっとした。先月は猛暑にもかかわらず、クーラーはないと言って窓全開で父の運転する車に乗ったのだ。 月1回、実家に帰省した時、私は89歳の父が運転する車に乗って母に会…
櫻井翔演じる厚労省大臣、清家が最も怪しく思えてきた・・・!櫻井翔のはりついた笑顔が不気味~。 同時に、高校時代からの友人の一人で清家の後援会長を務める佐々木(渡辺大)も、秘書の鈴木(玉山鉄二)側なのか、逆に清家側なのか、はたまた、清家を操る…
想像以上にグロくて怖かった。 本作が俳優デビューのFukase(SEKAI NO OWARI)が演じた殺人鬼キャラクターの貢献度は大きいと思う。 殺人現場の凄惨さもさることながら、それ以上にひぃぃぃっとなったのは、、漫画家の山城(菅田将暉)が描くサイコクライム…
手塚治虫の漫画「ブラック・ジャック」のことは知っていたが読んだことはなく、派生したアニメやドラマにも無縁だったのだが、今回高橋一生が演じるということで録画していた。 高橋一生のブラック・ジャックは、想像通りクールで熱くてぴったりだったのだが…