はやし蜜豆の犬も歩けば棒に当たる、

好きな俳優の作品を集中して観るのが好き。その記録や映画の感想、日常気になる現象をぼそぼそ綴っていきます。

合唱大会

何事もライブ=”生”は良いものだ。 随分昔の話になるが、知り合いの娘さん(当時高校生)の吹奏楽部発表会に行ったことがあるのだが、さして期待せずに参加した私は、ホールに響く生演奏に体を包まれ、予期せぬ感動で不覚にも涙が出てしまったことがある。 …

「シャーロック」

おディーンの使い方を制作側も理解してきたようだ。色物にならないギリギリで寸止めする遊び心ある演出。コメディではないのだけれど、本人もそこのところ楽しんで演っているようだ。 いやあ、なかなか面白い。 「シャーロック」というタイトルは、皆が知っ…

「いだてん」-15

大好きな嘉納治五郎先生が亡くなった。 悲壮感を全く感じさせず、その人物の重さ、その人を失うことの重さを語る役所広司に、演技の骨頂を観た。 私としては、加納先生(役所広司)と可児(古舘寛治)や四三(中村勘九郎)、田畑(阿部サダヲ)との漫才みたいな掛け…

10月の夏日とグレタトゥンベリさん

10月なのに陽射しが強い。空は高く秋のそれどけど、熱帯低気圧になった台風が残した熱が半端なく、まだまだ半袖がしまえない。 先日の国連気候行動サミットで演説した、16歳のスウェーデン人、グレタトゥンベリさんが時の人となっている。 環境問題を訴え、…

松重(豊)さんの言葉

先日たまたま見たNHK「あさイチ」のゲストが松重豊だった。 テレビやスクリーンでよく見るけど、トークしている松重豊を見たことはなかった。福岡出身とのことで、博多華丸と博多弁でおおいに盛り上がっていた。 どんな人って聞かれたとき「役者は空っぽだか…

「宮本から君へ」

池松壮亮が宮本にしか見えねー。 全編にわたり、暑苦しくて騒々しくて痛々しい宮本が、とにかく自分の中の筋1本通して七転八倒している。そんな中でも、恋人となった靖子(蒼井優)とのつかの間の幸せなシーンもあり、そんなシーンでの池松壮亮の優しくて甘っ…

「エニイ・ギブン・サンデー」(2000年)

まさに先週土曜日の、ラグビーワールドカップ「日本×アイルランド」戦のことを、”エニイ・ギブン・サンデー”というのだと思う。(ゲームは土曜日だったけど、そして日本は世界ランキング8位の強さだけど) ”Any given Sunday”とは、”どんな(弱い)やつでも…

「おっさんずらぶ - in the sky -」

ファンの熱と(局の)ビジネスの意向と相まって、なんだか無理やりみたいに、でもやっぱり!のシーズン2が11月から始まる。 主人公、春田創一と黒澤武蔵のヒロインを据え置き、職場の設定は不動産会社から航空会社へと、うまいことシフトしている。そのほか…

「インビクタス/負けざる者たち」(2010年)

ラグビー漬け。にわかファンにして、屈強な大男たちの肉弾戦に魅了されている。 ゲーム中、よく選手が一直線に並ぶシーンがあるが、ユニフォームが緑の芝に映えて美しい。タックルやつかみ合い、引っ張り合い何でもありゆえに、反則があるとすぐにセットプレ…

「ルパンの娘」-2

最終回を残して今さらだけど、泥棒一家の祖母役、どんぐりの娘時代を深キョンが演じるのは無理があるだろうっ!顔面は身を隠すために整形したということになっているが、身長まで削ったんかいな?! 設定の無理さは、劇中でさえ深キョンのつぶやきで指摘され…

「億男」(2018年)

ここまで冴えない佐藤健も珍しい。 イケメン以外に、ヤンキーだったりクセが強かったり、ヘタレだったりする佐藤健は見たことあるけど、借金を抱え妻に逃げられそうになっている30代の図書館司書という地味すぎる役に、これって佐藤健である必要ある?って鑑…

「ノーサイド・ゲーム」

最終回だけ見て書くのも失礼な気がするけど、主人公は言わずもなが、登場人物全員がラグビーを愛し、ドラマ全体でラグビーの素晴らしさを啓発している。 ラグビーがいかに仲間を信頼し、フェアで崇高な精神を基本に技と力を競うスポーツであるか。ニュージー…

「セッション」(2015年)

(自分は)才能がなくて、本当良かった。 冒頭のドラム演奏シーンで、早くもそう思ってしまった。 天才はもって生まれた才能にプラス、それをさらに開花させる集中力と無限の努力ができる人のこと。そして天才にしても、その過程は決して楽なものではないと…

「楽園」(10月18日公開)

綾野剛主演と謳っているが・・・。 綾野演じる主人公豪士が何者であるか、何を考え何を欲して生きていたのか、最後までわからなかった。それだけではない、この作品、田舎のY字路で疾走した少女の事件に端を発しているのだが、最後までその少女がどうなった…

「いだてん」-14

ひょっとして、本作「いだてん」の主人公は役所広司演じる、加納治五郎なのではないかと思った。 それくらい、オリンピック招致活動には加納治五郎なくしては語り得ないし、演じる役所広司の存在感が大きすぎて、思わずそう感じてしまった。 どうしても第二…

「あなたの番です」-10

面白いミステリードラマだった! ミステリーにありがちな、最初からコイツ怪しいと思わせる伏線が幾重にもあり、怪しいと思ったら早々に殺されたり、どんどん人が殺されていく中で、犯人が分わかるケースもあれば最後までわからないものもあり、推理欲を大い…

「生きてるだけで、愛。」(2018年)

躁鬱病の鬱が原因で過眠症の寧子(趣里)の、圧倒的な無茶苦茶ぶりにハラハラしたり、痛いほど寂しい彼女を応援したり、なんだか息もつけない展開だった。 ”自分”が強すぎて自身さえも”自分”と折り合えない。強烈な自分が出てコントロールできなくなった時は…

「凪のお暇」-2

高橋一生の骨頂が、もう余すことなく画面から溢れ出ている本作。 黒木華もものすごく可愛いし、市川実日子なんて、この人以外この役やる人いるの?というくらいはまっている。武田真治のゲイのママ役も最高だしね。 しかし、それらぜーんぶ食ってしまう高橋…

「劇場版おっさんずラブ~LOVE or DEAD」-6

「ザ・テレビジョン」の貴島プロデューサーのインタビュー記事を読んだ。 「終わらないドラマはない」って。 ”おっさんたちのラブ・バトルロワイヤル、ついに完結!”ってあったもんね。 でもその通りだと思う。ドラマがあまりに美しく終わって、その後映画化…

「劇場版おっさんずラブ~LOVE or DEAD」-5 (ジャスティスの志尊淳)

書き留めずなはいられない。 劇場版でデビューした、山田ジャスティス役の志尊淳。相当いいです! 本当は何かを抱えながらも、明るく振る舞って仔犬みたいに春田に懐いていく様が屈託ごなくてほっとする。春田とできていると勘違いされ、黒澤部長の不興を買…

「劇場版おっさんずラブ~LOVE or DEAD」-4(牧凌太)

先週の公開日から1週間後の今日、2回目を鑑賞。やっと林遣都が演じる牧凌太について書きたいと思う。 前回、春田を演る田中圭、黒澤部長を演る吉田鋼太郎について書いた。しかし今日2回目の鑑賞で、スクリーンに林遣都はいなくて牧凌太しかいないものだから…

「知られざる天才”ギフテッド”の素顔」(NHK クローズアップ現代+)

生まれながらにして何らかの高度な知的能力を持った人を”ギフテッド”と呼ぶらしい。 いわゆる天才だ。アインシュタイン、ビル・ゲイツ、ザッカーバーグなど、高い知能指数を持ち、素晴らしい発想と知力で常人がなし得ないことを生みだす人たち。 この日本に…

「帰れま10」の林遣都

たぶん、多くの林遣都ファンが番組最後の彼の素の様子に、本人以上に一点に釘付けになったのではないか。 焼肉「牛角」の売り上げトップ10を当てるコーナーの集録は実に7時間に及んだらしいけど、林遣都は仕事の都合か、後半3時間位の参戦だったと思う。登場…

「劇場版おっさんずラブ~LOVE or DEAD」-3 (吉田鋼太郎の黒澤部長)

何かのインタビューで吉田鋼太郎が「何ひとつラクなシーンはなかった」というようなことを言っていたと思うが、劇場版の黒澤部長(吉田)を観ると、確かに納得せざるを得ない。 黒澤部長の一途さと可笑しさは、鋼太郎さんの絶妙なタイミングと大真面目な演技で…

「劇場版おっさんずラブ~LOVE or DEAD」‐2 (田中圭の”春田芸”)

吉田鋼太郎が言っていたことが、あまりに的を射ていたので記録する。 田中圭の演じる春田は、田中圭しかできない一つの春田という”芸”になっている、というのだ。 確かに映画を観れば納得する。”春田”というポンコツだけど純粋で憎めない、人のいい人物を圧…

「劇場版おっさんずラブ~LOVE or DEAD」

公開前までSNSを使ったティザー(チラ見せ)攻撃、出演者の雑誌、ネット、TVインタビュー&宣伝と、関係各位総力を挙げて盛り上げ、公開初日をついに迎えた。 ジャッキー・チェンと香港映画へのオマージュか、冒頭、春田(田中圭)が上海で商店が並ぶ雑多な…

「コーヒーが冷めないうちに」(2018年)

原作本も話題になった感涙必至の4つの物語がオムニバスで綴られた本作。軽くホラーの趣もちょっとある、スピリチュアルなファンタジー。 しかし、泣かせる要素が満載過ぎて、さあ、ここでどうぞと見せられてもババアの涙腺は開かなかったぜよ。 林遣都が出演…

「京都人の密かな愉しみ Blue 修行中 〜祇園さんの来はる夏」

去年放送のシーズン2を復習視聴し、待望の新作を見た。 相楽樹さんが演じた陶芸見習いの釉子役を吉岡里帆さんが演じる。 今回も庭師見習いの若林ケント幸太郎役の林遣都の語りで始まった本作。冒頭、モノクロの江波杏子さんの写真と共に「昭和と平成を駆け抜…

「京都人の密かな愉しみBlue修行中」-2

本作を通じて、京都での四季折々の風情を体感するのに、劇中曲のピアノの音はこの上ない効果を発揮している。心の琴線に触れるとは、まさにこのことだろう。 経験や伝統一辺倒であることに反発する気持ちもありながら、”風情”なる、その場で目に映るものだけ…

「天気の子」

期待通りの展開、感動、画のリアルさ、美しさ。 期待以上の音楽との調和。 15.16歳の男女の恋の、なんとストレートなことか!東京圏を襲う異常気象からの回復と引き換えにしてでも、会いたい、守りたい人(彼女)がいること。そしてそれをYes!とするストー…