2024-09-01から1ヶ月間の記事一覧
宮藤官九郎✕大泉洋。 うだつの上がらない脚本家が太平洋戦争末期の日本に家ごと家族ごとタイムスリップ! 以上の情報で笑って泣けるコメディだと思って見始めた。 しかし、始まって程なく呆気なく見つかってしまった令和の造りの家に残した愛犬が兵士に殺さ…
恋人、弥生(有村架純)とも別れ、海(泉谷星奈)と二人生きていくことに集中するあまり、過去は振り返らないとばかりに、海に母親の水季(古川琴音)が亡くなっていないということを言い聞かせがちになった夏(目黒蓮)。母との思い出までも失くしそうで、…
やったー!ついに中宮、彰子(見上愛)の元に一条天皇(塩野瑛久)がお渡りになった! まひろ(吉高由里子)の助言で、本心をぶちまけた彰子(確かにあの唐突な「お上、お慕いしておりますっ」ひっくひっく(涙)は、助言したまひろのほうも「いま????」っ…
そう言えば、原作者、海堂尊の小説っておとぎ話(ファンタジー)のフィルターをかけた医療エンターテイメントだったなあ。最終回、満開の桜に囲まれた新病院、スリジエ・ハートセンターを見ながらそう思った。 この結末を見れば、手術の成功のわずかな部分を…
夏(目黒蓮)のアパートで暮らし始めて2日後、母親、水季(古川琴音)が働いていた小田原にある図書館に一人で行った海(水谷星奈)。迎えにいった夏に、津野(池松壮亮)が「お前、彼女(水季)がいたときも、いなくなった時もいなかったよな」と言う前後く…
今、最も人気の若手俳優の一人、高橋文哉が二役を務めた本作。 架空の町、鬼多漢闘(きたかんとう)のヤンキー、不良たちを束ねる伝説の頭(ヘッド)、伊集院翔。方や、不良に絡まれいつも金を巻き上げられている引きこもりで地下アイドルオタクの山田達人。金髪…
終盤2、3話は、コロナ後の新たな感染症の蔓延でまごころ病院はまさに戦場のようだった。そしてそれはさながらコロナ禍の社会情勢の復習と、コロナ禍で露呈した医療体制の不都合な諸々の再確認のようだった。 結局、ヨーコ(小池栄子)が日本の医師免許なしで…
ラストに極上のクリスマス・ストーリーが語られたけれど、当たり前だ。この映画製作のきっかけになった原作の物語だった。 ニューヨーク、ブルックリンでシガレット・ショップを営む男と、常連客の小説家。小説家が偶然出会った黒人の少年。年齢も人種も違う…
アイスクリームってにおいするんだっけ? いつも私が仕事する部屋で爆睡している久喜だが、冷凍庫から出したばかりで蓋も開けていないアイスクリームに反応して、じっとこちらを見ている。微動だにせず見ている。 ふだん、仕事部屋ではおやつはもらえないの…
後半くらいから、清家(櫻井翔)を意のままに操る"ハヌッセン"は誰か、が謎解きの焦点となっていた。しかし、母親(高岡早紀)がもはやそれではないとわかってから、ハヌッセンは存在しないのではないかと思っていた。 果たしてーー、終盤の清家と道上(水川あさ…
なんだか、音楽室に掲げられている、かつらをつけた音楽家たちの一人のような名前だが、1995年にドイツのアッヘンバッハが、提唱した疾患概念だそうだ。はっきりした原因や治療はわかっていないらしい。 「手の指 突然 青あざ」とGoogle検索すると、2番目く…
人に迎合することなく自分の意志をしっかり持った女性、水季(古川琴音)が、相手(夏=目黒蓮)のことを考えて考えて、自分一人で夏との子どもを生み、育てるという決断。シングルマザーとして奮闘した時期に出会った同僚、津野(池松壮亮)と惹かれあうも…