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はやし蜜豆の犬も歩けば棒に当たる、

好きな俳優の作品を集中して観るのが好き。その記録や映画の感想、日常気になる現象をぼそぼそ綴っていきます。

映画

「犬部!」:アグレッシブな役の林遣都と抑えた演技の中川大志がひかる

映画は、ストーリーにエモーショナルな山場があって、人の心を揺さぶり、感動や夢、癒しを与えてくれるタイプと、その要素も残しつつ、今までよく知らなかった国や自分が生きてきた中で出会わなかった人々、知らなかった世界etc.に出会わせてくれるタイプが…

「BARFOUT!」の林遣都:カッコ良すぎて見続けられないっ

映画「犬部!」の宣伝で、バラエティや情報番組に頑張って出ている林遣都くん。そういう番組で話すのはどうも苦手らしく、見ているこちらもドキドキする。 カッコいいこと、ウケるような面白いことを言うわけではないけれど、映画の宣伝で出ている以上、伝え…

「糸」(2020年):主演二人の話題性、豪華俳優陣を布陣するも

中島みゆきの「糸」の歌詞にインスパイアされ、平成元年に生まれた男女の、糸でつながった30年間を描いた本作。 13歳で出会って恋して、悲しい別れがあって、友人の結婚式で偶然出会って、でも結ばれず、それぞれの道を歩き・・結婚したり、ビジネスで失敗し…

「メメント」(2001年):難解にも程がある

今やヒット作に事欠かないクリストファー・ノーラン監督の出世作、というよりは若きガイ・ピアースが観たくて、ずっとウォッチリストにあった本作。 妻を強盗に殺害された夜、怪我を負い直近の記憶が10分しか保てなくなった男(レナード=ガイ・ピアース)の復…

「SKIN 短編」(2018年):息が止まりそうな衝撃のラスト

これほど理不尽な事実があるのか。 アメリカに根強く蔓延る racist 人種差別主義の苛酷。 肌が黒いというだけイチャモンをつけ、無抵抗の相手をボコボコにする。普段は優しい夫であり、父親の顔を持つ男が。それでも日常からダチと銃をブッ放っしてウサばら…

「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」(2007年):オダギリジョーと松たか子のカップル、ここでも破局

発売当時に原作を読んでいた。読んだ後、最後のオカンの手紙で涙が止まらず布団の中で嗚咽した記憶があり、映画を観るとヤバいと思ってずっと観ていなかった。 今回観たきっかけはオダギリジョー。先日終了した連ドラ「大豆田とわ子と三人の元夫」で、オダギ…

「永い言い訳」(2016年):本木雅弘にしかできない、滑稽で優しい言い訳

「ディア・ドクター」に続き、西川美和監督作品をみた。主演が、以前追いかけていたモックン(本木雅弘)だし、よく見たら池松壮亮も出ているではないか! 妻(深津絵里)が不慮の事故に遭った夜、愛人と会っていた夫(本木雅弘)は妻が亡くなった喪失感も悲し…

「下妻物語」(2004年):深キョン、土屋アンナ、これほどジャストフィットなキャスティングってある!?

深キョン(深田恭子)が適応障害のためしばらく芸能活動をお休みするというニュースがあった。深キョンと言えば年齢を超越して、いつまでも30歳前後の役をなんなくやってのける、ファンにとっては永遠のマドンナだと思う。その抜群のスタイルと衰えない顔面…

「スパイの妻」(2020年):スパイミステリーと思いきや、高橋一生と蒼井優が魅せる純愛映画

太平洋戦争に突入前の昭和初期、軍部による満州での人体実験の事実を偶然知った貿易商、優作(高橋一生)とその妻聡子(蒼井優)の命を懸けた企ての顛末は・・・ 貿易商として成功した優作と聡子の、戦時中にもかかわらず悪びれない贅沢な暮らしぶりが目にう…

「ディア・ドクター」(2009年):ラストの2秒で、嗚咽が

鶴瓶演じる、村で唯一の診療所の医者、伊野は”神さん”(神様より親しみを込めて”神さん”)みたいな存在だったのだ。ラストシーンで号泣して、その後何度も映画のシーンを反芻しながら至った私の考えだ。神さんは信じる者にしか見えず、信じる者には救いにな…

「デッドマン」(1995年):被り物でブレーク以前の美しいジョニデに会える

全編モノクロ、台詞は必要最小限。登場人物も少ない。 西部開拓時代とおぼしき風景、仕事を求めて幾夜かを車中で過ごし、着いた町で意図せず殺人事件に巻き込まれ、白人を殺してしまうウイリアム・ブレイク(ジョニー・デップ) 思い返せば冒頭のえらく長い、…

「ピンクとグレー」(2016年):イケメン枠でない菅田将暉の演技が光る

ジャニーズのNEWSのメンバー、加藤シゲアキの処女小説の映画化。オチがいまいちって感じだったが、そこはサラリと流し話の流れを面白くするべく映画は工夫されていたような気がする。監督は行定勲監督。奇しくも先日ブログに書いた「GO」の監督でもある。 実…

「GO」(2001年):究極の細マッチョ、窪塚洋介降臨!

その年の日本アカデミー賞ほか映画賞を総なめした、行定勲監督、宮藤官九郎脚本の本作。最優秀主演男優賞:窪塚洋介、最優秀助演女優賞:柴咲コウは、同時に新人俳優賞もダブル受賞している。(ああ、何で今まで観なかったん?? 自分!) 全編通してものすご…

「ステップ」(2020年):久しぶりに「破獄」の山田孝之を見たくなる

私が知っている山田孝之は、Netflix制作ドラマ「全裸監督」での挑戦した演技で高評価(特に業界、玄人に、たぶん)。少し前では「dele」という連ドラで菅田将暉とW主演し、車椅子の変わり者の演技がとてもナチュラルだった。 また、映画「闇金ウシジマくん」で…

「ピース オブ ケイク」(2015年):ストーリーに一切触れませんが

タイトル通り、"ピースオブケイク"な感じの作品(!すみません;;)と思ってしまったのだが…。 以前から菅田将暉出演作品ということで”マイ鑑賞リスト”に入っていたのだが、あまりの端役だったためずっと観ていなかった。しかし今となっては、何の役でもナチ…

「ゆれる」(2006年):近くて遠い兄弟、そして深い

英語には「sibling」という言葉がある。男女の区別をつけない兄弟・姉妹・兄妹・・・を表現する言葉だ。sibling に相当する日本語が見あたらないので「兄弟」と書くが、ここでは姉妹や兄妹なども含んでいる。 本作を観て、兄弟ほど幼い頃と大人になってから…

「ヘルタースケルター」(2012年):絶品女優、沢尻エリカここにあり!

沢尻エリカの”別に”事件(2007年に公開された主演映画「クローズド・ノート」の舞台挨拶時に、MCの質問に対して不機嫌そうに”別に”と答えて大バッシングを受け、ほぼ干された状態になった)からの復帰第1作目となる本作。エリカ様(当時、高慢な様子を揶揄さ…

「ちーちゃんは悠久の向こう」(2007年)- 2:3月末までGYAO!で無料配信中

デビュー間もない頃、10代の林遣都の作品を観るのは(たぶん青少年を愛でるおばさんの後ろめたさから)”やってはいけないのではないか”と、半ば犯罪者意識と共に遠慮していた友人がいた。しかし私は平気で否!と言おうっ。(勝手に言えっ) 30歳になった林遣…

「キリング・フィールド」(1984年):予想外のエモさ!”イマジン”で落涙必至

以前本作を勧められたことがあった。その時の話で記憶にあるのは、カンボジアの内戦で大量虐殺が行われ、野に放置された白骨・死骸が強烈だったということだった。したがって、戦場を取材するアメリカ人記者から見た内戦の真実、限りなくドキュメンタリーっ…

「ブタがいた教室」(2008年):小学生がブタを飼育する話なのに大号泣してしまったわけ

小学6年生の”命の授業”で、新任教師がクラスで子豚を育てて最後にみんなで食べることを提案、実践した授業を元にした作品。妻夫木聡が新任教師役。児童たちはオーディションで配役され、それこそ当時10歳か11歳の北村拓海が児童の一人として台詞もほとんとな…

「父親たちの星条旗」(2006年) : 国が勝ってもな~

「戦争」という国家と個人の一大事を描いた本作を観賞しながら、国家の利益と個人の利益がここまで一致しないものかと思い知った。 太平洋戦争終盤、日米の激しい戦闘の舞台となった硫黄島での戦いを、日米それぞれの視点から描いた2部作の一つ。(日本側から…

「硫黄島からの手紙」(2006年):二宮和也の俳優としてのすごさを思い知る

第二次世界大戦末期、日本軍と米軍の硫黄島の死闘を、日米双方の視点で描いた2部作「父親たちの星条旗」「硫黄島からの手紙」 クリントイーストウッド作品、渡辺謙主演、オーディションで一兵卒の役を射止めた二宮和也が出演している戦争映画、という程度し…

「風が強く吹いている」(2009年)-3 :箱根駅伝見た後は

正月2日、3日に行われる箱根駅伝を家人が見るので私も傍でちろちろ見ている。毎年のことだが、選手やチームについてドラマチックな背景をアナウンサーが解説し、選手が抜かれたりゴールで倒れこんだり、泣いたりしているのを見ると、ばばあの緩い涙腺は簡単…

「孤狼の血」(2018年): 今年 Ⅱが公開予定!その前に要チェックじゃ

日本アカデミー賞、最優秀主演男優賞を役所広司、最優秀助演男優賞を松坂桃李、そのほか優秀賞を最多部門で受賞した本作。映画が始まる前の東映のザッバーンというオープニング映像で、これから目にするヤクザ映画にゾクゾクした。が、プロローグの豚小屋で…

「私をくいとめて」:主演は のん さんです

本作主演の、のんが能年玲奈時代に出演しブレイクした朝ドラ「あまちゃん」(2013年)を私は見ていなかったのだが、「この世界の片隅に」(2016年)の主人公すずの声があまりにもマッチしていて、彼女の特徴ある声としゃべり方が印象に残っていた。 この映画…

「パラサイト 半地下の家族」(2019年): 後から考えるとメチャクチャ怖い!?

カンヌでパルムドール、アカデミー賞でも4部門(作品、監督、脚本、国際長編映画)を受賞と、昨年大いに話題になった本作。オリジナリティに溢れたストーリーとエッジの利いた美しい映像に加え、ハラハラドキドキもあってエンターテイメントとして密度の濃い…

「ミリオンダラー・ベイビー」(2005年): 悲劇の中でも一瞬の幸福をかみしめる

クリント・イーストウッドという人は、人生のどうしようもない現実、逃れられなかった悲劇を、なんと冷徹に淡々と提示してくれるのだろう。そこに1ミリの甘ちょろい考えも、楽観も、そして救いもない。 クリント・イーストウッド監督・主演作品ということで…

「タクシードライバー」(1976年)

今さらだが、マーティン・スコセッシ監督、ロバート・デ・ニーロ主演、子役時代のジョディ・フォスター出演の本作を初めて観た。 タクシーを運転するデ・ニーロの顔のアップにテーマ曲がずっとかぶって流れるシーンがやたら多い。それ以外の効果音が、緊迫し…

「よこがお」(2019年)

池松壮亮って、もはや濡れ場担?普通の青年なのだけど、なんか言葉が上っ面で嘘くさい美容師。主人公(筒井真理子)が復讐する女(市川実日子)の彼氏という役どころだが、これ池松でなくてもよくね?と、思った。しかし、それでは誰が?と聞かれると、池松しか…

「僕だけがいない街」(2016年)

藤原竜也主演、有村架純が相手役の現在と過去を行ったり来たりのタイムループ、リバイバルものなのだけれど、18年前の小学生に戻った時の話が肝となっていて、しかもいい話。子役時代の鈴木梨央が絶品の演技。相手役の藤原竜也の小学生時代を演じる中川翼君…