ドラマ
後半くらいから、清家(櫻井翔)を意のままに操る"ハヌッセン"は誰か、が謎解きの焦点となっていた。しかし、母親(高岡早紀)がもはやそれではないとわかってから、ハヌッセンは存在しないのではないかと思っていた。 果たしてーー、終盤の清家と道上(水川あさ…
人に迎合することなく自分の意志をしっかり持った女性、水季(古川琴音)が、相手(夏=目黒蓮)のことを考えて考えて、自分一人で夏との子どもを生み、育てるという決断。シングルマザーとして奮闘した時期に出会った同僚、津野(池松壮亮)と惹かれあうも…
やっと津野くん(池松壮亮)と水季(古川琴音)の関係性が鮮やかに描かれた。鮮やかに、、津野くんの片思い。津野くんが人のいいふりして、好きな人の苦境をサポートし、好きな人の娘を可愛がる様子がいじらしい。(実際に心から可愛がっていた)水季も津野…
宣孝が逝ってしまった―。 この人の優しさと知恵(要領の良さ)と豪快さに救われたのは、まひろ=紫式部(吉高由里子)一家だけではないと思う。視聴者の私も、主人公のまひろが不幸の方に向かいそうな時に必ず登場して、善き方向を指すこのおじさんの存在に…
前回(第5話)のヨーコ先生(小池栄子)はカッコ良かったねえ。亨(仲野太賀)が惚れるのも無理はない。小池栄子の英語と岡山弁の両刀使いもすっかり板につき、というかこちらの耳がすっかり慣れた。医師としての信念・豪胆さ、そして情深さに惚れ惚れする。…
亡くなった水季(古川琴音)がシングルマザーとして娘の海(泉谷星奈)を育てた6年間、水季の両親(大竹しのぶ・利重剛)よりも職場の同僚の津野(池松壮亮)たちが、母子をサポートしていたことがわかった。海が今でもずっと会いたがる”津野くん”は、海にと…
謎の女(高岡早紀)が、清家厚労相(櫻井翔)の元カノ(田辺桃子)の数十年後なのでは?と、とんちきな勘違いをしてしまった私。謎の女は清家の母親で、清家を操ろうとする第3の人物だった。清家を操ろうとする人、一人目は鈴木秘書(玉山鉄二)、二人目は前…
舞台となる聖まごころ病院の院長(柄本明)と弟、啓三(生瀬勝久)の子供の頃の話、ヨウコ(小池栄子)の軍医時代の回想など、過去と現在を行ったり来たりで、集中して見ていないと大事な本筋を見逃してしまいそう・・。おさらいのため第3話は2回見てしまっ…
毎週毎週、生心臓を見せられるのかと思うと少しげんなりする。 世界でただ一人しか成し得ない”ダイレクト・アナストモーシス”術を武器に、自分の思い通りに周囲と物事を動かそうとする天城雪彦。自分の術技を見せつけるために、医学会の会場ステージに手術室…
ああ、これは女3人の演技合戦、なんて複雑で繊細な演技が繰り広げられるのだろう。だから、3人の女の内の一人が大竹しのぶなんだー、と思った。 女3人とは、主演の目黒蓮(夏)を囲む女性3人。前述の大竹しのぶ(夏の死んだ元カノの母親)、有村架純(夏…
櫻井翔演じる厚労省大臣、清家が最も怪しく思えてきた・・・!櫻井翔のはりついた笑顔が不気味~。 同時に、高校時代からの友人の一人で清家の後援会長を務める佐々木(渡辺大)も、秘書の鈴木(玉山鉄二)側なのか、逆に清家側なのか、はたまた、清家を操る…
手塚治虫の漫画「ブラック・ジャック」のことは知っていたが読んだことはなく、派生したアニメやドラマにも無縁だったのだが、今回高橋一生が演じるということで録画していた。 高橋一生のブラック・ジャックは、想像通りクールで熱くてぴったりだったのだが…
「不適切にもほどがある」「季節のない街」に続き、クドカン作品が見られてラッキー。「季節のない街」に出演していた仲野太賀、濱田岳、塚地武雄がメインキャラクターとして登場していて、それも個人的には嬉しい。 本作のテーマはどうやら「平等」 新宿歌…
全くノーマークだったのだが、初回放送後の、”櫻井翔がAIみたい”のネットの声に即反応してTverで視聴。 櫻井の張りついた笑顔とシナリオ通りの演説・セリフ回しにニヤニヤしてしまった。”シナリオ通りにやっている”という見世物として成立していると思う。有…
1番の視聴目的は、連ドラ出演が珍しい池松壮亮が出ている!!から。特に月9だからとか、目黒蓮が主演だからとかではないが、その二つと脚本が生方美久、「Silent」チーム集結!というのにも惹かれ、早速初回視聴したわけだが。。。 いや、もう独身男にとっ…
異常気象で自然災害の多い日本。災害はもはや他人ごとではない、身近なものになった。本作で出てくる気象用語も、初めて耳にした言葉もあるけれど、馴染みの言葉も多かった。故に、なになに?こんなことになることがあるんだ。と自然が起こす最強・最悪の災…
「私も結婚というものをしてみたいし、子どもも生んでみたい」(現代語になってます) 恋焦がれすぎて、嫉妬や会えない寂しさで苦しむ相手(道長=柄本佑)より、気心の知れた”親戚の叔父さん”みたいな、宣孝(佐々木蔵之介)の妻になる決心をしたまひろ(吉…
最終回は、涙なしでは見られなかった。 三瓶先生(若葉竜也)のミヤビ(杉咲花)への深い深い愛が胸を打った。それにしても、最終回の回想シーンで二人の馴れ初め、婚約に至ったことが語られるなんて。二人の若い医師が、もの静かな雰囲気の中に医師として情…
最終回見終わって、エンディングも含め、私の中では今期1番のドラマだった。 全方向ハッピーエンドでないところがまずいい。(ここが「水戸黄門」枠の日曜劇場と一線を画すテレ朝ドラマだよね、勝手な感想だけど) 橋の設計士、狩山(木村拓哉)が一人責任…
最終回は25分拡大放送。すべての伏線の回収がなされると直前番宣でもさんざん言っていた。 しかし、一番知りたかった糸井一家殺人事件の真犯人には全く触れる時間はなかった。これでは、糸井一家が浮かばれない。 ほとんどの伏線は確かに回収された。今まで…
第8回ほど、本作で視聴後ハッピーな気持ちになったことはない。 サイドストリーではあるが、大病院グループの孫娘、麻衣(生田絵梨花)と、借金を抱えながらも地域医療を支える地方病院の息子、綾野(岡山天音)が、政略結婚ではなく自分たちの気持ちに従っ…
初回見た後、感想を書いてから気づけば終盤、いよいよ大詰めにきた。今夜の第8回は、12年前自らが担当した冤罪を晴らすべく、執念深くその事件に関わった人間を追い詰めてきた明墨(長谷川博己)が、ついに詰んだ? 黒幕である元上司、伊達原検事正(野村萬…
危険な災害を目の当たりにし、人命を守るために頭脳と英断で闘う春原(山下智久)。そのせいで毎回山Pの眉間には縦ジワが浮かんでいて、本来の明るい爽やかなイケ面が拝めない。そしてどちらかと言うと今回は”受け”の演技が多いなあと(勝手に)感じている。…
前回の「ソロ焚火」は、良かったなあ。(いや、毎回いいんだけれどね) 燃える火を見つめるということが贅沢な時間だと改めてわかった。 そして自分が小学生の頃、燃える火を見ることが好きで、実際よく見ていたことを思い出した。 何を隠そう、岡山の実家は…
道隆(井浦新)亡き後の、道隆一家の不遇が激しすぎる。確かに、道隆の身内びいきが過ぎ、入内させた娘、定子(高畑充希)に一条天皇(塩野瑛久)を道隆一家に都合よく采配するよう操らせる常套手段、醜いわあ、と思って見ていたが・・。一条天皇と定子が純…
主人公、晴原(山下智久)の同僚役で田中圭が出る度に、ぎゃっとなる自分。初回突然登場した時も飛び上がって驚いたし、昨日第5話を見終わった後の予告でまた一瞬映ってぎゃっ!!「おっさんずラブ」の春田役でない田中圭はすごくカッコよくて、正しくはぎゃ…
交通事故が原因で記憶障害の後遺症を抱えた脳外科医、ミヤビ(杉咲花)。彼女の婚約者だった三瓶医師(若葉竜也)は、彼女の記憶障害を治そうと強い思いで、病院内で隠蔽されている彼女の治療の過程を探る。 当初敵対していたと思われた、かつてミヤビに好意…
橋の建設現場での事故の責任を一人で被り、刑務所生活を送っている狩山(木村拓哉)。面会に来た妻(天海祐希)に、がんで刑期終了まで命が持たないかもしれないと告げられ、妻に罪を被ったことをただの嘘つきだと非難されたことで、真実を明かして妻の元に…
「正直不動産」で今頃”山ピー”(山下智久)というイケメンだけではない俳優を発見してから、もちろん本作も視聴しとります。 ツンデレはもちろんのこと、親しみやすい気象予報士”はるかん”(晴原柑九朗=山下智久)、恋人の死で号泣、緊迫した時の眉間のしわ…
山本周五郎の「季節のない街」をベースにした、宮藤官九郎脚本・監督作品。 押しの一人である池松壮亮が主演のほか、仲野太賀、渡辺大和など好きな俳優が出演しており、地上波放送に小躍りした。 さすがクドカン、初回から期待通りに面白く、かつホロリとく…