むうぅ。
最終回、ドラマチックだがあり得ない、しかもこちらの希望的予測を見事に裏切って終わってくれた。”さよならマエストロ”のタイトル通り、皆で「さよならマエストロ」と言っていたのは、予想通りだったが・・・
一つ前の回で、娘(芦田愛菜)の父マエストロ(西島秀俊)へのわだかまりがとけたところで、本作のクライマックスは終わっていたのだ。最終回、晴見フィル存続への一縷の望みをかけて仙台のオケフェスに出場した一行、その演奏で感動したい!と期待した私だったけれど、あまりに期待と違っていた。本番での演奏はなかったし、マエストロが本番直線でドイツに突然旅立たせられることになり、代わりの指揮を、3か月前に指揮に興味を持ち練習し始めた當間あみ演じる天音がすることに??
さらに、5年ぶりにバイオリンを手にする(それまで練習していたシーンあるか?)響(芦田愛菜)が、急遽コンマスになるってのもどうよ。
(音楽以外)ポンコツマエストロを演じる西島秀俊を中心としたコメディ部分、特に古谷(玉山鉄二)や志帆(石田ゆり子)とのやりとりは安心して笑えたけれど、どうにも話の展開が大味で荒すぎた、、というのが正直な感想。
前回の感想で本ドラマはファンタジーなのだ、と自分に言い聞かせたことをつい忘れて、散々書いてしまった・・・汗
それでも、毎回エンディングで流れるアイナ・ジ・エンドの「宝物」という主題歌は作品にぴったりで耳に心地よかった。
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